訴訟相次ぐ研究職の無期転換 最高裁の判断、今後にどう影響?
毎日新聞
2024/10/31 19:08(最終更新 10/31 20:01)
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羽衣国際大(堺市)の専任講師だった女性が違法な雇い止めをされたとして、教員としての地位の確認を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷(岡正晶裁判長)は31日、女性側勝訴とした2審判決を破棄し、審理を大阪高裁に差し戻した。
大学教員など研究職の無期転換を巡る訴訟は相次いでいる。大学教員任期法(任期法)に加え、科学技術イノベーション創出活性化法(イノベ法)で無期転換に必要な通算契約期間を特例的に10年超に延ばしており、争点は大きく二つに分かれている。
一つ目は…
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