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Conversation

れいわ新選組の基本政策をざっと読んだが、相対的な社会的・経済的弱者の保護が目的で、その手段の一つとして累進課税による格差是正、つまり裕福層や大企業から徴税して持たざる者へ還元するって言ってる。 しかし「財源は税金だけでない」「国債をガンガン発行して財源にせよ」とも言ってて、なんで裕福層や大企業から徴税するのかが分からない。国債だけで経済ブン回せるならそれでいいじゃないか、できるならね。   そんな違和感を抱きつつもう一度読んでみると「富裕層や大企業への課税を主張するが、それは必要な財源を確保するというのが主要な目的ではない。税の主な役割は、格差を正す再分配と景気過熱の抑制(略)二酸化炭素排出などの望ましくない経済活動の抑制」って書いていた。 なるほど、徴税の目的は財源確保じゃないのね。   で、彼らの言う徴税目的の1つである「景気過熱の抑制(略)二酸化炭素排出などの望ましくない経済活動の抑制」は、脱成長とSustainable Development(持続可能開発)のことを言ってるんだろうが、 もう1つの「格差を正す再分配」は何のためかが分からんな。なんで格差を正すのだろう。国債だけで経済ブン回せるなら経済的な問題は全部解決、みんな裕福層、みんなハッピーなんじゃないの?(ちなみにこのハッピーレトリックが誤りなのは自分自身で分かってます☺️) で、ここまで考えたうえで乱暴な言い方をすれば、頑張ってる人の成果を収奪するとも取れる。 なんだろうね、みんなの使ってるスマホやツイッターは富裕層や大企業の成果、頑張ってイノベーションを作った人たちの成果でもあるが、それを放り捨てて原始時代に戻ろうって自然回帰的志向なのかな。 攻撃的自然回帰志向、拒絶する人は多いだろうね。