山梨大学 学生にセクハラ行ったとして男性教授を諭旨解雇処分

山梨大学は、学生にセクハラを行ったなどとして、大学院に所属する５０代の男性教授を２９日付けで諭旨解雇の懲戒処分にしたと発表しました。

諭旨解雇の懲戒処分を受けたのは、山梨大学大学院総合研究部教育学域に所属する５０代の男性教授です。
大学によりますと、教授は指導する学生に対し、複数回、セクハラにあたる行為を行っていたということです。
ことし４月、学生が大学に相談し、大学側が調査したところ、教授が学生が訴えた被害の一部を認めたことから、大学は教授が教員の立場を利用してハラスメント行為を行ったとして、セクハラとアカデミックハラスメントに認定しました。
山梨大学の中村和彦学長は「教育者としてあるまじき行為で極めて遺憾であり、厳粛に受け止めています。人権侵害を受けた学生や関係者に心からおわび申し上げ、再発防止に努めます」とコメントしています。