英国王、英連邦の「痛ましい」歴史を認識 奴隷制賠償求める声拡大

英国王、英連邦の「痛ましい」歴史を認識 奴隷制賠償求める声拡大
 英国のチャールズ国王は25日、サモアで開催中の英連邦首脳会議で、英連邦は奴隷貿易など植民地時代の「痛ましい」歴史を認めるべきだと述べた(2024年 ロイター/Ian Vogler)
[アピア(サモア) 25日 ロイター] - 英国のチャールズ国王は25日、サモアで開催中の英連邦首脳会議で、英連邦は奴隷貿易など植民地時代の「痛ましい」歴史を認めるべきだと述べた。
奴隷制などを巡っては、アフリカとカリブ海諸国が英国に対して賠償を求める声をこのところ強めている。
首脳会議には英帝国の植民地だった56カ国の代表が出席。チャールズ国王はスピーチで「英連邦全ての人々の話を聞き、過去の最も痛ましい側面がいかに今も響き続けているか分かった」とし、「このため、われわれが歴史を理解することは、将来正しい選択をするための指針として極めて重要だ」と述べた。
賠償金支払いの是非を巡っては、反対派が歴史的過ちに現国家が責任を負うべきでないと主張。賛成派は奴隷制の遺産が現在の広範囲で根強い人種的不平等につながっていると訴えている。
スターマー英首相は21日、首脳会議では議論を求める国々に耳を傾けるが、貿易を巡る歴史的役割について謝罪する考えはないと述べた。
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一方、バハマのミッチェル外相は、26日に発表予定の声明案に賠償に関する議論を求める文言があると述べた。
15世紀から19世紀まで続いた奴隷制では、少なくとも1250万人のアフリカ人らが奴隷として強制的に連行された。

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トムソン・ロイター

Alasdair leads the team covering breaking news in Australia, New Zealand and the Pacific. Before moving to Sydney, he covered general news in New Delhi, where he reported from the front-line of the coronavirus pandemic in India and the insurgency in Kashmir, as well as extended periods in Pakistan and, most recently, in Sri Lanka covering its ongoing economic crisis. His reporting on Islamic State suicide bombings in Sri Lanka in 2019 was highly commended as the Society of Publishers in Asia awards. He previously worked as a financial reporter in London, with a particular interest in hedge funds and accounting frauds. Signal app phone number: +61439529540