福島第一原発デブリ試験的な取り出し “装置でデブリつかむ”
福島第一原子力発電所2号機で行われている核燃料デブリの試験的な取り出し作業で、東京電力は、30日午前、格納容器の中に入れた装置で核燃料デブリをつかんだと発表しました。
核燃料デブリの取り出しは「廃炉最大の難関」とされていて、今後の作業で取り出しが実現すれば原発事故後、初めてとなります。
福島第一原発の2号機で先月10日に始まった事故で溶け落ちた核燃料と周囲の構造物が混ざり合った核燃料デブリの初めての試験的な取り出し作業は、装置のカメラの不具合による、およそ1か月半の中断を経て、28日、再開されました。
東京電力によりますと、30日の作業で、格納容器の内部に入れた装置の先端から、デブリをつかむ器具をケーブルで下ろし、午前10時半、デブリをつかんだことを確認したということです。
つかんだデブリの大きさは5ミリほどで、数グラム程度とみられるとしています。
30日は、装置がデブリをつかんだ状態で作業を終えていて、31日以降は、装置を格納容器の外に引き出して、放射線量の測定や研究施設へ運搬するための容器への収納を行う計画です。
核燃料デブリの取り出しは「廃炉最大の難関」とされていて、今後の作業で取り出しが実現すれば、原発事故後、初めてとなります。