「んほぉ〜この声優たまんねえ〜」とは、テイルズオブゼスティリア炎上騒動における疑惑から生み出されたコピペである。
原文
ゲームスタッフ「このゲームも形になって来たな!」プロデューサー「んほぉ~この声優たまんねえ~」
プロデューサー「導師である主人公が騎士のヒロインと共に旅をする物語…ふんふん…」
プロデューサー(そっかぁ…)
プロデューサー「このゲームなんか違うんだよね…王道すぎるというか…ひねりがないよねぇ…」
プロデューサー「そうだ!このヒロインを途中で離脱させて別の真ヒロインをカッコよく登場させようよ!」
スタッフ「人気シリーズ最新作ついに発売です!!!皆さん是非遊んでみてください!!!!!」
そして今彼はこの作品で高い売り上げを出し、作品シリーズ総合プロデューサーに昇格されたが
その後作品がボロクソに叩かれ大炎上し
ついに退社した
概要
2017年頃、2ちゃんねる(当時)に投稿された上記の内容が元ネタである(初出スレが発見できなかったため、んほぉ有識者による情報求む。2015~16年ごろではないかという情報あり)。
内容は「ゲームプロデューサー個人が贔屓している女性声優を活躍させるため、完成が近づいているゲームのシナリオ改変を指示し、その影響によって制作現場が崩壊する」という、寓話的なもの。
その実は、過去にバンダイナムコエンターテインメントに所属し、テイルズオブシリーズのプロデューサーを務めていた馬場英雄氏を皮肉ったもの。テイルズオブゼスティリアの内容の不自然さや、インタビュー・生放送における馬場氏の言動から、開発に私情を挟みゲームを滅茶苦茶にしたのではという疑惑が生じていた。そこで「制作現場ではこのようなやり取りが行われていたのではないか」という想像を形にしたのが、このコピペである。
当然のことながらただのコピペに過ぎず、「んほぉ」等という発言を馬場氏が行った事実はない。また、私情で開発現場を混乱させた件についてもあくまで疑惑止まりであり、後述するインタビューにて本人が明確に否定している。
ただ、フィクションではあるものの文章に妙なリアリティがあり、そして何よりも「んほぉ」という極めて独特な感情表現から、初出から長い時間が経過した現在であっても「んほぉ~この〇〇たまんねえ~」と改変され、私情によるプロジェクト捻じ曲げ疑惑をネタにする投稿が行われている。
ちなみに『その後作品がボロクソに叩かれ大炎上しついに退社した』は後のコピペで書き足された部分である(当時の時点では退社はしていない)
上記から転じて「権力者が私情を挟んで作品を改悪する行為」を「んほる」と呼ぶ事例も存在する。
インタビューにおける発言
当時の炎上騒動を受けてか、馬場英雄氏はファミ通編集部の取材に対し次のように述べ、疑惑を否定している。
──もうひとつだけ、あえて聞かせてください。一部のユーザーの方からは、特定の声優さんに肩入れするような理由でシナリオを改変したのではないか、という声も上がっているようですが……?
馬場 そのようなことは、断じてありません。『テイルズ オブ』シリーズのストーリー、ゲーム性は、開発チーム内で幾度となく協議を重ね、全員で作り上げているものです。もしも、僕や一部のスタッフが私情を挟んだり、圧力をかけるようなことがあったとしたら、チームそのものが崩壊し、『テイルズ オブ』シリーズを今日まで続けることは到底できなかったはずです。これまでも、これからも、チームが一丸となって開発していくことに変わりはありません。
関連項目
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