強盗予備の疑いで2人逮捕 トクリュウ内トラブルか
ことし8月、さいたま市西区の住宅で強盗をしようとしたとして、男2人が逮捕されました。
警察はSNSなどでつながる「匿名・流動型犯罪グループ」=トクリュウ内のトラブルとみて、捜査しています。
強盗予備の疑いで逮捕されたのは、住居不詳の会社員熱田和樹容疑者(33)と、東京都大田区の建設作業員の18歳の男です。
警察によりますと、2人はことし8月、数人と共謀して鈍器のようなものを持ちさいたま市西区指扇の34歳の男性の住宅に向かい、強盗をしようとした疑いが持たれています。
捜査関係者によりますと、2人は、秘匿性の高いアプリで、指示役からガラスを割って家に侵入し60代の両親を脅迫して現金を奪えなどと命令されていたということです。
被害者の男性も闇バイトに関わっていたとみられ、警察は「匿名・流動型犯罪グループ」内でトラブルがあったとみて、首都圏で相次いでいる強盗事件との関連性も含め捜査しています。