小3男児が中1男子生徒から"性的いじめ" 下半身を触るよう何度も強要… 第三者委員会の報告書が公表 「学校や市教委の対応は不適切。直ちに調査開始すべきだった」と指摘 札幌市教委は陳謝
2024年10月08日
北海道立江差高等看護学院で、5年前に男子学生が自殺したのは、教員のパワハラが原因だとして、遺族が起こした訴訟の初弁論が10月29日に開かれました。
「パワハラが原因であることを認めない限り、息子の無念は決して晴れません。」(自殺した男子学生の遺族)
この訴訟は、2019年に北海道立江差高等看護学院の男子学生が、自殺したのは、レポートの提出期限に1分遅れたことで留年したなど、複数の教員によるパワハラを道が放置したのが原因として、遺族が9500万円あまりの損害賠償を求めているものです。
きょうの初弁論で遺族は「(第3者委員会の)調査結果と矛盾する回答でショックを受けた」などと話しました。
一方、道は請求棄却を求めました。