さいたま市 渋沢栄一の教え生かし県内の発展考える

 ことし7月に新一万円札の肖像となった深谷市出身の実業家、渋沢栄一の教えを生かして県内の経済発展や魅力発信にどうつなげるかを考えるイベントがさいたま市で開かれました。

 イベントには、大野知事のほか、映画『翔んで埼玉』の監督を務めた武内英樹さん、それに映画の主題歌を作詞・作曲した、お笑い芸人のはなわさんがパネルディスカッションを行いました。

 大野知事は、これから起業を目指す人を県が支援する「渋沢栄一企業サロン」の開設を来年度に予定していることを説明しました。

 また、渋沢の地元・深谷市以外の県内ゆかりの地をPRするため、肖像入りのラッピングバスを製作して、走らせるアイデアなどが提案されました。

衆院選 選挙戦残り5日 各党党首が続々来県

 衆議院選挙の選挙戦は残り5日となりました。

 県内の選挙区には22日、立憲民主党の野田佳彦代表と共産党の田村智子委員長が入り、支持の拡大を訴えました。

 入間市で街頭演説を行った野田代表は、政治とカネの問題について自民党の議員への処分が甘すぎるとして「有権者がペナルティを与えるしかない」と訴えました。

 その上で、今回の衆院選は「お金まみれの政治文化に終止符を打つためのもの」だと強調しました。

 また、経済政策として「人への投資こそが労働生産性を上げて物価よりも賃金が上がっていく原動力になる」と主張しました。

 一方、共産党の田村智子委員長は22日午前、所沢市を訪れました。

 田村委員長は、自民党の政治資金問題について、「国会で追及し、とことん追い詰めたのが共産党だ」と述べ、支持を求めました。

 その上で、「大企業の利益を追求しても経済がよくなっていない」と指摘し、中小企業の賃上げを国が支援する必要性を訴えました。

 また、現在や将来の生活の不安を除くために社会保障関連の予算を充実させることが重要と強調しました。

創立60周年を記念 父母会がピアノを寄贈

 草加市にある獨協大学が22日で創立60周年を迎えます。

 これを記念して大学の父母の会がピアノを寄贈し、人気ピアニストによるコンサートが行われました。

 ストリートピアノの演奏が話題となり、現在、ピアニストとして活躍する「ハラミちゃん」が演奏したのは、獨協大学父母の会が、音楽を通して在学生や教職員、そして地域住民らが繋がる場になればと創立60周年を記念し、寄贈したピアノです。

 ピアノに描かれた青い空と、緑豊かなキャンパスの風景は、卒業生で美術家のむろまいこさんがイラストを手掛けました。

 参加した学生らは手拍子をするなど演奏に聞き入っている様子でした。

 ピアノは大学の学生センターに設置され、今後、誰でも自由に演奏ができるということです。

9月の景気動向 2か月連続で改善

 9月の県内の景気動向指数は、2か月連続で改善したことが帝国データバンク大宮支店の 調査で分かりました。

 調査は、9月13日から30日にかけて県内企業995社を対象にインターネットで行われ、回答率は、41.4パーセントでした。

 9月の県内の景気動向指数は「43.5」で、前の月と比べて0.7ポイント増加し、2か月連続で改善となりました。

 また、先行きの見通しに関する質問では、「3か月後」、「6か月後」、「1年後」のすべてで前の月を上回っていて、これまでと同様に、先になるほど、上昇しています。

 帝国データバンク大宮支店は、物価高による今後の収益面への影響について「企業からは、転嫁が追いつかないし、追いついても製品値上げによる買い控えがあるとの困惑の声が聞こえる」としています。

さいたま市立漫画会館 宇宙兄弟展

 宇宙飛行士を目指す日本人の兄弟を題材にした漫画「宇宙兄弟」の名シーンの原画などを紹介する企画展が、さいたま市立漫画会館で開かれています。

 この企画展は、さいたま市が宇宙や科学に関する教育を主軸とした「宇宙のまちさいたま」プロジェクトを2019年に策定して5周年を迎えたことを記念して開かれています。

 会場には漫画「宇宙兄弟」の原画22点を含むおよそ150点の資料に加え、さいたま市出身の宇宙飛行士・若田光一さんがこの企画展に宛てたメッセージも展示されています。

 原画の中には、今回の企画展で初めて一般公開されるものや、原作者・小山宙哉さんの指示が原画の上に紙を貼って直接手直しされているものなどが見られます。

 企画漫画展地球の歩き方セレクション「宇宙兄弟」展は、12月1日まで開かれています。