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Conversation

根本的に課題設定に誤りがあります。 高専は、後期中等教育・高等教育一貫教育に相当しますので高等教育=大学と同等になります。より正確には、準学士相当です。制度設計に問題があり、専攻科に進んで審査合格することで学位が得られます。 専攻科から国大の修士課程に来る学生さんを受け持ったこともあります。 大学と高専の風通しをより良くすべきです。合衆国のコミカレの様に高専*や専修学校を位置づけるべきですが、これも専門職大学という危ういものに日本では変質しています。 *高専をコミカレ相当とするのは高専には役不足に感じます。高専は、本来もっと程度が高いです。 高学歴化は婚姻との対立項目ではありません。米欧、とくに欧州では、大学生が在学中に結婚することは珍しくありません。子育てもしています。 これは、40年前から話題になってきたことで、単に日本の社会が未熟なだけです。私も形式上は学生結婚です。 社会人であることと高等教育も対立項目ではありません。私は、20年前にコロラド大学で社会人学生の大学院講義に2年間教員としてオブザーバ参加しましたが、学生さん達は、学位(博士号)を取って社会的地位と収入をあげるという強い動機でたいへんに活発に活動されていました。 After 5 は労働者の自由な資源という考えが徹底しているので日本と異なり平日でも夕方から21時頃まで大学で活発に活動していました。その後は、我々もいっしょにレストランにいって楽しくやっていたものです。 日本では、国立大の二部がその役割を不完全ながら担っていましたが、90年代後半から滅んでしまいました。 単純に日本が後進国であり、さらに後ろ向きに進んでいるだけです。国民民主党とは、民社ゆーす以来のおつきあいですが、近年、心底がっかりさせられることが繰り返されています。 スターリンやフルシチョフの時代のソ連邦プロパガンダに「額に汗を手に職を」というものがありましたが、これは80年代にはソ連邦でも笑い飛ばされる代物となっていました。ブレジネフ中期以降ですが、ソ連邦でも労働者階級への高等教育の普及には力を入れるようになっていたのです。(帝政ロシアからの伝統で、もともとロシアは教育をたいへんに重視する社会です。) 今更日本で大学減らせ、額に汗を手に職をなどと政治家が主張するのは国の滅亡をさらに速めるだけです。日本の高等教育は、社会の成り立ち、制度設計と運用官庁が屑なだけです。
Quote
前田峻希(マエダトシキ)/国民民主党 明石市
@maeda_kokumin
むしろ大学の数は減らすべきです。 予算は無限ではありません。 中卒、高卒、高専卒で社会に出て、安心して働ける社会こそ目指すべきところ。相対的に基本給は低くなりがちなので、そこは[若者減税]で手当て。 また高学歴化による晩婚化は少子化の一因です。早く経済的に自立することで若くても x.com/tamakiyuichiro…
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