水戸芸術館の新館長 音楽評論家の片山杜秀さん就任へ意気込み
世界的な指揮者でことし亡くなった小澤征爾さんの後任として、水戸芸術館の館長に就任する音楽評論家の片山杜秀さんが記者会見し、「市民が来やすく、地域の発展に資するという大きな役割を、今までの路線が拡充できるような形で果たしていきたい」と意気込みを述べました。
水戸芸術館は、今月中旬、初代館長を務めた文化勲章受章者の吉田秀和さん、そのあとを継いだ世界的指揮者の小澤征爾さんの後任となる新館長に、音楽評論家で慶應義塾大学教授の片山杜秀さんが就任すると発表しました。
片山さんは、26日、市内で記者会見し、「小澤さんというクラシックの巨星がなくなって、その後任にということだったが正直申し上げて、初代の吉田さん、2代の小澤さんと私では格が違いすぎて話にならないと思いました。ただ吉田さんとのご縁があったのでお話をいただいたからには、身に余りすぎて、たいへん僭越ではありますが引き受けました」と述べました。
そして「芸術館の特色は音楽、演劇、美術が絡み、水戸から世界一流の高い芸術を発信するというコンセプトがある。市民が来やすく、地域の発展に資するという大きな役割を、今までの路線が拡充できるような形で果たしていきたい」と意気込みを述べました。
片山さんは仙台市出身の61歳。
現在は龍ケ崎市に住み、去年から芸術館の運営財団の理事を務めています。
新館長の就任は来月1日です。