渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

GN125 ロングスイングアーム化

2024年10月28日 | open

【GN125 カスタム #2】ロンスイ加工、
スポークホイール化、サス交換でオフ車
なリア回りを作る!
【VMX ヴィンテージオフロード 4mini DIY】


スズキGN125のホイールを
スポーク化するのがメイン
かと思ったら、ロングスイ
ングアーム化の工程がかなり
面白い。
GN125がまるでスクーター
ビーノやJOGのように人気が
高いのは、このようないじり
倒しのベース車両として最適
だからだろう。
GN125、面白い車だ。

私が学生の頃の1982年に登場
した時は、「くそダサ」とか
「とっつぁんバイク」と俊足
バイクに乗る人たちにはバカ
にされていた。


だが、実に息の長いモデルで、
1982年から現在まで(海外OEM)
42年以上にわたり販売され続け
ているロングセラーの
機種だ。
ホンダスーパーカブ
並み。
低中速重視の実用車として実
力も高いが、1型は14PS程馬力
があった。現在の新車は13PS。
フィーッと走るには持ってこい
の出力領域だ。
そして、いじり倒すと豹変する。
スーパーロードモデルにはなら
ないが、そこそこキビキビバイ
クには変貌する。
だからこそ、マニアックなファ
ンが多くいる機種なのだろう。
アメリカンタイプとして1982
年に登場したが、通勤通学でも
多く使われ、またヨーロピアン
カフェタイプなどに改造された
りもする。

日本のスズキが製造していた頃
は、海外向けの機種は最初から
スポークホイールが装着されて
いた。


ジオメトリー設定が変わるけ

ど、これでフロントを下げて、
タイヤ&ホイールもサイズを
変えて、ステップを後方上部
に移設させて、ハンドルを低
い物に換装したら、かなりの
ヨーロピアンスタイルになる。
ただ、車体設計を崩すので、
キャスターやトレール、ステ
ムとスイングアームというそ
れらの相関関係のジオメトリ
ーは崩れる。
総合的な知見ある改造をしな
いと走らない(走れない)二
輪になってしまう。

40年以上経った今となっては
最初からスポークモデルのこ
ちらのほうが垂涎ものとなっ
ている(笑
1980年代はスポーツバイク流
行りの黎明期で、何でも最新
型が良いとされた時代だった。
なので、原付50でさえも新た
に出始めたキャストホイール
が大人気だった。
だけど、キャスト物って、マ
グネシウムホイールとかにし
ない限り、かなり重たいのよ
ね。
ちなみにレーサーのヤマハTZ
250は1985年製でさえスポーク
ホイール+アルミが純正だった。
そのあたりまでの黎明期から
揺籃期にかけてのキャストホ
イールはスポークホイールよ
りも確実に重たかったのだ。
さらにスポークホイールにア
ルミが使われるようになって
からは圧倒的にスポーク+アル
ミのほうが軽かった。
レーシングマシンなどに使わ
れるキャストホイールはワー
クスなどはスペシャル素材で
超軽量の一品物をしようして
いたが、多くのプライベーター
はスポーク+アルミのホイール
だった。
今の時代はキャストホイール
もかなり研究開発が進み、ラ
ジアル&チューブレスの普及
とタイヤの大型化に適合した
製品が標準化されていて、重
量も軽くなっている。
1984年のヤマハFZのタイヤな
どは前後外すと一人で持つの
も重たすぎて運搬も大変、と
いう位に重たかった。
今のタイヤとホイールは嘘み
たいに軽い。

ただ、現在も衝撃吸収性の良
さからオフ車などにはスポー
ク物も使われるが、ロードモ
デルでスポーク物を選択する
のは完全なヴィジュアル的な
ロマンバイクとしてのみとい
う性格がある。
つまり現行ロード車でスポーク
物はお花畑バイク、というよ
うな。
ただ、それでもいいじゃない。
いじり倒して、好みのバイク
に仕上げていくのも。

女性差別する訳ではないけど、
女の子ってあまりそういうの
には興味ないよね。バイク女
子とか自称している人たちは。
もっとも、彼女たちは「注目

されたい」というのが第一主
義なので、本質的にバイクが
本当に好きなのかどうかは疑
わしい。
バイクを利用して注目されて
視聴者数を伸ばして収益した
い、というのが第一目的の人
たちだから、バイクが好きか
どうかはあまり関係性が無い。
そして、バイクをいじり倒す
バイク女子などはほぼいない。
ごてごてとバイクにどぎつい
厚化粧する女の子はいても。
お水系の化粧みたいに。
第一、女の子でプラモマニア
というのはあまり見た事ない。
プラモやバイクメットの塗装
に凝ってます、とかいうのも。
料理にしてもこってこてに凝
っているのは男のほうだ。
男社会だった日本の過去、と
いうのを置いておいても。
板前も料理長も全部男。
女性は実用的な家庭子育て料
理、というのは男尊女卑が生
んだ流れだろうが、凝り性な
のはどちらかというと男のほ
うのように思える。
そもそもバイクの乗り方とか
もその手の類だし。

女性は工夫や自己努力が少な
いのか、今の時代、世間を見
ていると実に二輪の乗り方が
ドヘタド素人みたいな人が圧
倒的に多い。
あれ、誰も教えてあげないの
だろうなぁ。よいしょするば
かりで。
女性のほぼ100%に近い人たち
が背中そっくり返りの尻出し
ポーズでガチ固まり載りをし
ている。腹をタンクに押し付
けんばかりの背骨反り返りの
尻出し顎出し。
そういうカッコで出来るスポ
ーツは世の中無いんだよね。
昨日も車で市内を走っていた
らそういう女性特有の不格好
載りを4台見た。金太郎飴。
自分で「とんでもなく格好悪
い」とは気づいてないんだろ
うなぁ。同行者の男性2名は
ビシッとした背骨脱力R乗り
で決まってるのに、女性だけ
反り返り尻出し顎出し硬直。
たぶん、教えてあげたり指摘
したりしないのだろう。
格好悪いのもあるけど、そう
いう不適切フォームは危険な
のに。
それらの原因をきちんと見定
めないと直せないんだよね。
原因は足にある。フット。
フットの内側でマシンをキュッ
を締めるホールドが皆無で、
ステップにただ足を置いてい
るだけだから上半身を脱力さ
せられない。腹を引っ込めて
上半身を脱力させる事などで
きない。

乗り方にも凝ってほしいんだ
けどね。オートバイは。
危ない乗り物だから、なおさら。

 


 


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