#繋がり申請歓迎/芸術はみんなのもの。「演劇で社会を繋ぐ」を目標に、東京の小劇場やライブハウスで舞台公演や朗読公演をプロデュース。ラジオドラマやYouTube動画シナリオ制作、商品・サービスの紹介文も書きます。脚本家・演出家・ライター・編集者・プロモーター。元AKB48の女優さんを含め、のべ200人以上の俳優を演出。脚本家歴は36年。2022年10月、芸能事務所(株)エンタグレースターズ退社。自営に戻り朗読公演・舞台制作を行います。
(ちょっとした)炎上 いよいよ明日から、12月の舞台の稽古が始まります。 そんな時に、今ちょっとした騒動が持ち上がっています。 演出家である僕の指示に従わない、それも、自分勝手な理由を付けて従わない若手の女性の役者を、稽古開始を前に降板(辞め)させました。 すると、その役者は、僕とのやり取りのLINEのトーク画面を、勝手にXに公開したのです。 それも、自分に都合のよい部分だけを切り取り、あかたも自分が不当な弾圧・いじめにでもあったかのような印象を与える書き込みもしました。 それに呼応するかのように、何人かの見も知らない門外漢の連中が群がり、何も事情を知らないのに、僕のことを勝手に攻撃し始めたのです。 それは、今も続いています。 連中の言い分は、僕の態度が「パワハラにあたる」というものでした。 しかし、まずその前に、公開を前提としないLINEでのやり取りを、こちらの承諾なしに勝手にX上に公開したことは、通信の秘密を定めた法に触れる行為ではないかと思われます。 その上、自分に都合のいい部分のみを公開することで、こちらに落ち度があるかのように印象づける行為は、明らかに名誉毀損にあたるのではないでしょうか。 最初にやっていることが、信義にもとる、法に触れるかも知れない行為である以上、その中身でこちらが攻撃される謂れはありません。 そして、今でこそ「パワハラ」「セクハラ」とうるさいですが、芸事や創作活動の現場は、昔からずっと「パワハラ」(と、場合によっては「セクハラ」)が普通のこととして行われてきました。 「世界のニナガワ」として有名な演出家の蜷川幸雄氏が、生前、演出中に灰皿を俳優に向かって投げたり、とても外では言えないような罵声を俳優に浴びせていたのは有名な話です。 それは、芸事や創作活動が、一種の厳しさを伴うものであること、また、様々なバックボーンを持ち、多様な考え方を持つ多くの人間が関わる現場では、最終的に決断し、決定する人間の存在が不可欠であり、その人間が下した決断には、不満はあろうとも全員が従うことが、物事を先に進め、素晴らしい創作物を生み出すために不可欠であることが、暗黙の了解になっていたからです。 それを、今の時代に合わないからと、「民主主義的に」(?)改革するのはいいのですが、そうやってできてくる作品は、決していいものにはならないと、長年創作活動の現場に携わってきた人間としては思うのです。 いずれにせよ、勝手にやり取りを公開した行為は許されざることです。 また、それに乗っかって、誹謗中傷を書き込む連中も連中です。 それを書き込むために、わざわざ僕のフォロワーになった奴もいます。 鴻上尚史氏がエッセイに書いていましたが、イーロンマスクがCEOになって以来、数々の機能の改悪が繰り返されたため、今やXには常識的な人間は少なくなり、ならず者の「喧嘩場」と化している。 そのことが、非常によく分かった今回の件でした。 宣伝や告知の場を、Xから他のプラットフォームに変えるべきかも知れないと、本気で考えています。 #エンターテインメント #SNS #X