神戸市、住宅街に防犯カメラ増設 連続強盗事件を受けて
神戸市の久元喜造市長は25日、首都圏で連続強盗事件が相次いでいることを受けて、「住宅街に(市直営の)防犯カメラを100台単位で増設する」と表明した。市内で同様の事件はほとんど発生していないが、市民の体感治安に影響を及ぼしており、早期の対応が必要と判断した。
11月の市議会に補正予算を提出する。設置時期や規模は現在精査中で、場所は兵庫県警とも相談する。
市は2020年から犯罪防止を狙った防犯カメラを直営で導入している。24年3月末時点で2500台あり、27年3月までに5000台まで増やす計画を掲げている。このほか12年度からは地域の防犯カメラ設置を補助しており、24年3月末までに3083台が設置されている。