岩手 工事業者名乗る不審な訪問相次ぐ 警察が警戒呼びかけ

岩手県内でここ数日、工事業者を名乗って家族構成などを聞き出そうとする不審な訪問が相次いでいて、警察が強盗事件などに発展する可能性があるとして、警戒を呼びかけています。

岩手県警察本部によりますと、今月18日から20日にかけて、県中央部の紫波町や矢巾町で、「工事のあいさつのために訪問した」などと言って住宅を訪れ、家族構成などを聞き出そうとする不審な訪問が3件、相次いだということです。

訪問した人物はいずれも若い男性で、このうち矢巾町の2件では作業服を着ていたということです。

また、県南部の一関市では、今月18日に息子や孫の知り合いを名乗って住宅を訪れ、家族構成などを聞き出そうとする不審な訪問が3件、相次いだということです。

このうち2件は男性1人が、もう1件は複数の男性が訪れ、いずれも関西弁を話していたということです。

首都圏で相次いでいる強盗事件では、事件前、現場周辺で業者を装って住宅を訪ねる不審な人物が目撃されています。

岩手県警は、強盗事件などに発展する可能性があるとして、住宅の鍵かけなど防犯対策を徹底するとともに、不審な訪問があった場合はインターフォン越しに対応し、速やかに警察に通報するよう呼びかけています。

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