７年ぶりにレスを解消したのに
寂しさは増すばかりの私でした。
夫婦の性生活は本当に難しい‥
前回はこちら↑をどうぞ。
つづきです
堪らず自分の部屋に戻った私を夫は
困ったような、どうしてだかわからない
ような顔をして迎えにきた
無言な夫に私は泣くのを精一杯がまんして
「疲れているだろうから1人で
ゆっくり寝て」と言った
夫が何か言ったかは覚えていない
ただ部屋に戻ってすぐイビキに近い
寝息が聞こえたのと
金曜日の夜に一緒に寝るというのは
しなくなった
ただ抱きしめてくれる時間が欲しかった
だけなのに
夫にはそういう触れ合いは必要ないし
私を抱きしめたいという欲求もない
のだと絶望的になった
それから私は夜更かしをしてネットで
検索するようになった
女性用風俗、マッチングアプリ
調べれば調べるほど未知の世界すぎて
怖くなった
そして私が求めているのはセックスに
よる身体の快楽ではなく
私を求めて欲しい、触れたいと思って
欲しいということなんだと気づき
夫にはそれは望めないと思いまた毎夜
声を殺して涙した
深夜までネットサーフィンする毎日の
ある日、運命のブログに辿りついた
アメブロのあの人のブログだった
日常のこと、大好きな奥様との仲良し
振りなどを書いた記事
とにかく奥様を喜ばせたい、笑顔に
したい、大好き、毎日でも抱きたい
そんな奥様愛溢れるブログだった
奥様幸せだろうな。女性として自信
が持てるんだろうな、羨ましいな
こんな旦那さんだったらな‥
この人が旦那さんだったらな‥
アカウントも持たずにただ毎日更新
されるのを楽しみに見ていた
コメントもいつも付いていて、楽しい
優しい、時にはちょっとだけエッチな
返信をしていた
期待しても期待しても誘われない夜を
何日も過ごし、私は寂しさが我慢でき
なくなったある日、ついにアカウント
を作りコメントを送信した
「はじめまして！○○さんみたいな人が
旦那さんだったらな〜と思っていつも
見ています！」
そしてこの日からほぼ毎日、あの人の
ブログに私がコメントをし、返信が来
るという関係が続いた
私の生活に楽しみができ、私は記事が
アップされないかスマホを小まめにチ
ェックするようになった
ファンから恋心に変わるのにそんなに
時間はかからなかったと思う
つづきます
