小学生ひき逃げで74歳逮捕

25日、広島市の市道で、自転車に乗って道路を横断していた小学生の女の子を車ではねてけがをさせ、そのまま走り去ったとして、74歳のタクシー運転手がひき逃げなどの疑いで逮捕されました。
調べに対し、「ぶつかったとは思わなかった」
などと、容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは、広島市中区のタクシー運転手、田尾実 容疑者(74)です。警察によりますと、25日午後3時45分ごろ広島市中区平野町の市道で、タクシーを運転中に、横断歩道を自転車に乗って横断していた11歳の小学生の女の子をはねて、そのまま走り去ったとして、ひき逃げなどの疑いが持たれています。女の子は左手首の骨を折るけがをしたということです。現場はマンションなどが建ち並ぶ市街地の信号機のない横断歩道で、警察は被害者の目撃証言やドライブレコーダーの映像、それに車の損傷状況から容疑者の車を特定したということです。調べに対し、「ぶつかったとは思わなかった」などと供述し、容疑を否認しているということです。警察は当時の状況を詳しく調べています。

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