プラモの特徴に合わせてポージングするマルチ開発ブログ
7回目のポージングブログ、今回は『Figure-rise Standard ウルトラマンティガ マルチタイプ』を題材にやっていきたいと思います。
この記事の下書きを作り始めた数日前、ミート・ザ・ヒーローでティガさんにお会いしたばかりで気持ちが昂っていますが、なるべく落ち着いて書き進めていきたいと思います。
【関節の引き出し方で変わるポーズのニュアンス】
美しさと、どこか儚さを纏うティガ。腕の所作ひとつでも見えてくる表情がガラリと変わるため、ポーズをつける際は関節の引き出し構造などをしっかり活用することが重要です。
第1話で披露したファイティングポーズを例にすると…
・右手の握りこぶしがカラータイマーの前に来ているため、右肩を引き出す
・左腕は前に伸ばしているため引き出しはあまり使わずそのまま
といった具合です
また、肩関節だけではなく股関節も同様です。アクションポーズをさせる時などには股関節の引き出しが表情付けにとても役立ちます。
対イーヴィルティガ戦でも印象深い"ウルトラブレーンチョップ"を例にすると…
・右足はまっすぐ伸びているためそのまま
・左足はジャンプの勢いで曲げているため、足がなるべく上がっているように見せるために引き出しを使う
①腰を押さえつつ、動かしたい足の股関節を持つ
②股関節ごと足を下にさげる
③股関節を押さえながら足を跳ね上げる
④膝を曲げる
といったイメージです。
膝立ちさせたい時も深く腰を落とすことができるため、肩だけではなく股関節の可動にも注目してみるとよいでしょう。
ただし、アングルによっては引き出し過ぎると関節部が悪目立ちし過ぎてしまう場合もあるため、引き出しの具合はポーズやアングルによって都度調整を加えましょう!
さて、今回は撮影するときの小技にも少し触れていきたいと思います。
劇中でも、日中や夜間、街中や山奥など戦闘シチュエーションは様々…あのシーンをイメージして撮影したい!と考えたりすることも多いでしょう。
ジオラマやセットを組むのはハードルが高いイメージを持ってしまうこともありますよね…自分もそのひとりです。そこで、今回はライトなどを使って雰囲気を演出する方法を試してみたいと思います。
[用意したもの]
・懐中電灯
・油性マーカー
・輪ゴム
・プラモデルのランナー梱包袋
気軽に手に入れやすいものをチョイスしてみました。
白いライトでも、このようにフィルムを間に挟むことで…ガラっと印象を変えられます。
まずは、白いライトを真上から当ててみました。
これだけでも、暗闇に佇むティガ…といった雰囲気が出てきますね。
続きまして、ライトの位置を正面寄りに変えつつ、色も変えてみました。
すると………
ポーズの変更や塗装を施さずともここまでイメージを変えることができました!
やり方は……
・プラモデルの梱包袋など、色が透明なビニール袋などを用意
・程よいサイズにカットし、懐中電灯などのライトを覆い輪ゴムなどで固定
・ライトの発光部分に油性マーカーで色を塗っていきます
※油性マーカーは乾く前に触れてしまうと触れたものに色が移ってしまうことがあるためご注意ください。
光源を増やすことで、シルエットをよりくっきり見せる、見映えに変化を付けるということも可能です。例えば…
青い光だけを当てるとこのような見え方になりますが、追加で白いライトを当ててあげると……
シルエットもしっかり見せつつ、青の光を活かしたどこか神秘的にも感じられるライティングに変化しました!
光源の位置を変えてみたり、色を変えてみるだけでも、これだけ映りは変化しますので好みに合わせて調節してみると良いでしょう!
劇中のあんなシーンや、自分の考えたシチュエーションなど、想像力を解き放って色々と試してみましょう!
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Figure-rise Standard ウルトラマンティガ マルチタイプ
メーカー希望小売価格: 3,520円(税10%込)
発売日:2024年10月26日(土)
対象年齢:15才以上
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