技術管理
中途(32歳)
菅谷 俊章
関係が希薄な現代だからこそ、人と人とのつながりを大切にしたい。
WHY WORK AT RC CORE?
BESSは人と人のつながりまで設計できる。
技術管理の部署で5年勤め、現在は施設・店舗の建築に携わる特建事業室というところにいます。住宅と比べて大型の建物を扱うため、関わる人も範囲も増えていますが、そもそも建築業は、設計者、技術者、施工会社など関係者の多い仕事。情報連携が遅れたり、意思疎通が不十分だったりすることで、出来上がる建築の精度も悪くなってしまいます。お客様の理想の家や暮らしに近づける。変わらずそんな仕事をするためには、社内外のつながりが何より大切。ですが、そもそもいま世の中自体、人と人とのつながりが弱くなっている気がします。そんな現代社会において、BESSの家にはデッキや縁側があり、家族やその周りの人とのつながりが生まれやすい設計です。暮らしに対する考え方の影響なのか、アールシーコアの社員は人柄がいい人が多く、雑談から仕事の相談まで人と人がつながり、支え合いながら働くことができています。そんな私たちだからこそ、住宅、施設、店舗と、一丸となってBESSブランドを広げていくことで、つながりが希薄な世の中も変えていけるはず。ついそんなことを考えてしまいます。
ROOTS原体験・入社の理由
世の中に問いを投げかける、挑戦心を感じる会社。
両親は土木系の仕事をしていました。仕事の話をするたび「自分の仕事が後世に残ること」が何よりのやりがいだと話すふたりを見て、仕事に誇りを持っていることにずっと憧れを抱いていました。自分も、つくったものが世に残る仕事がしたい。そう思い、同じ建築の道に進みました。そんな自分が就職活動の軸にしたのは、自分の成長によって会社も成長させられる、未完成な会社。1社目は、賃貸住宅の管理を担う成長真っ只中の会社に入社しました。5年間勤めましたが、結婚を機に転職を考えるように。はじめは給与や労働環境を第一に優先して、大企業に進もうとしていました。しかし、エージェントから薦められたアールシーコアと出会い、いい意味で考えが揺らいでしまいました。建築業界は建物を売ってお金を稼ぐという感覚がありますが、アールシーコアは暮らしのあり方や考え方を提案することで経営を成り立たせている。しかも「家は道具」と声を大にして、世の中に問いを投げかけている。業界の中でも異質な存在感を放つその企業姿勢に、新卒のときに持っていた世の中への挑戦心と同じものを感じ、入社を決めました。
WORK仕事紹介
家をつくるというより、お客様とともに暮らしをつくる。
入社後は技術管理という、前職と同じ現場監督を行う部署に配属されました。しかし扱う物件の種類は大きく異なります。前職では賃貸住宅を扱っていましたが、アールシーコアで扱うのは戸建て住宅。賃貸住宅を扱っていた前職では、お客様との距離が遠く、なんのために建てたのか分からないと感じることもありました。一方、戸建て住宅は、お客様と距離感が近く、直接「ありがとう」と言っていただける。それが何よりの醍醐味だと思います。そして、その醍醐味を味わうために大事なのは、まずはお客様の情報をしっかりホームナビゲーターから受け取ることです。距離が近くなる分、お客様のことをよく知っておくことで、その後のコミュニケーションが円滑に進んでいきます。入社当初はなかなかこのコミュニケーションに慣れず、お客様と細かく相談しながら進めることに苦手意識を感じていました。でも、私たちがつくっているのは、ただの建物ではなく、お客様が描く理想の暮らしそのもの。どれだけ建物をつくる上での知識があろうが、技術があろうが、一番大事なのはお客様の気持ちにどれだけ寄り添えるかに尽きると思います。前職では、賃貸住宅ということもあり、ある程度現場の判断で進めることが多かったですが、アールシーコアに入社してからはお客様といっしょに家や暮らしをつくることが当たり前になりました。そして、そのためには、お客様との綿密なコミュニケーションが欠かせません。当社での現場経験を積み重ねていくうちに、いつしかお客様ファーストでの仕事が身体に染みついていきました。
MY VALUESやりがい・大切にしている価値観
言葉にされないご要望にも、想像力を広げる。
お客様は、建築に対して専門的な知識があるわけではなく、時に「空想的」なご要望をいただくこともあります。そんなご要望に対して、期待どおりの100点の答えを出すのは至難の技です。でも、そのご要望はこれからの暮らしに期待しているからこそ出てくるもの。お客様の立場になって考えてみると、大事な生活空間ですから理想を言葉にするのは当然のことです。たとえ実現させることが難しくても、お客様のその言葉の奥にある気持ちや本心に想像力を働かせ、自分ごととして理解することで最大限できることを提案し、100点に限りなく近づけることを心がけています。施工中そういったコミュニケーションを続けているからか、完成後にはお客様との関係性は自然と近づいています。困っていることがあれば相談に乗ることはもちろん、関係性の良いお客様からは「DIYをしようと思っているんだけど」とご連絡いただくことも。そんなつながりを持ち続けられるのは、本当にありがたいことだなと思います。私たちの仕事はお客様あってのものですし、BESSというブランドを技術で支えるプレッシャーもあり、正直大変だなと思うこともあります。それでも、自分が真剣にいろいろ考えて、夢中にやればやるほど、その分お客様も喜んでくれる。この仕事は、その表情や言葉を間近で受け取ることができます。更地だったときから、BESSの家が建ち、そこにお客様が暮らしを築くまで、ずっと側で寄り添い続けられることが私のやりがいです。