レビュー
「HG 1/144 ザクII F型 ソラリ機 (復讐のレクイエム)」レビュー
MS部隊レッド・ウルフ隊の隊長が操縦するジオンの主力機
2024年10月25日 12:00
- 【HG 1/144 ザクII F型 ソラリ機 (復讐のレクイエム)】
- 開発・発売元:BANDAI SPIRITS
- 価格:2,090円
- 発売日:2024年10月19日
- ジャンル:プラモデル
- サイズ:全高約140mm
2024年10月17日、ガンダムシリーズの最新作『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』がNetflixにて世界独占配信がスタートしました。新シリーズに向けて新たにデザインされたモビルスーツはこれまでにない有機的なデザインとなっています。そして、配信開始と同時期にストーリーの中核を担うモビルスーツのキットが発売となります。今回の記事では物語の主人公であるジオン公国軍MS部隊レッド・ウルフ隊隊長、イリヤ・ソラリの搭乗機である「HG 1/144 ザクII F型 ソラリ機 (復讐のレクイエム)」を紹介します。
宇宙世紀0079年、東欧を舞台としたジオン公国軍と地球連邦軍の戦いを描いた物語
『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』は2024年10月17日よりNetflixにて世界独占配信中の新作オリジナルアニメーションです。舞台は宇宙世紀0079年、ジオン公国と地球連邦政府の戦争は新兵器モビルスーツの登場によりジオン公国優勢にて進んでいきました。しかし、国力に乏しいジオン公国では地球の全面制圧は難しく戦況は膠着状態となりました。そして開戦から11か月後、東欧のジオン占領下の基地が地球連邦軍に奪取され、物語が始まります。
「ザクII F型 ソラリ機」は劇中にて主人公のイリヤ・ソラリが搭乗するジオン公国軍の量産型MSです。隊長機のため、頭部のアンテナは通常より多く取り付けられています。また、シールドにはオオカミをモチーフとしたエンブレムが描かれており、足先には爪がペイントされています。
大型化したシールドと細かいパネルラインを持つ新しい形のザクII
それではキットを組み立てます。まずはキットを構成するランナーから見ていきましょう。本キットは全てPS樹脂にて成型されています。また、シールは色分けとエンブレム等マーキングするマーキングシールが1枚付属します。
バックパックと一体化して組み立てる胴体部パーツ
胴体部は全23パーツにて構成されており、バックパックも一緒に組み立てる方式となっています。また、肩部および腹部には引き出し式関節が搭載されています。
なお、本キットもガンダムEXと同様にマーキングシールによってマーキングを再現します。
組み立て後もモノアイが可動可能な頭部パーツ
本キットの頭部は組み立て後もモノアイが可動可能となっています。パーツ数は全9パーツにて構成されており、モノアイの色分けはマーキングシールによる色分けとなっています。
シールド裏面までしっかりとモールドされた右腕パーツ
右腕部パーツは肩部シールドを含め全24パーツにて構成されており、ハンドパーツは武器持ち手とマシンガン持ち手が付属しています。また、肘関節は昨今のガンプラでは主流となっている2重関節となっています。
肩部ニードルが角型となった左腕部パーツ
ザクII F型 ソラリ機の左腕部はこれまでのザクでは一般的であった丸型スパイクではなく、角型スパイクとなっています。左腕部は交換用手首パーツを含め全20パーツにて構成されており、スパイク部分の色分けはマーキングシールによる色分けとなっています。
特徴的なマーキングを施す脚部パーツ
本キットの脚部パーツは全25パーツにて構成されており、膝関節部は2重関節になっています。本キットの特徴の一つである足先のマーキングはマーキングシールにて再現されています。
各部の色分けをパーツ分割によって再現した腰部パーツ
本キットの腰部パーツは全14パーツにて構成されており、各部の色分けはパーツ分割によって再現されています。また、スカートは前および左右が可動します。
これにてザクII F型 ソラリ機素体を構成するパーツは完成です。一度組み立ててザクII F型 ソラリ機の素体を完成させます。
(C)創通・サンライズ
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