「ルフィ」東京 狛江 強盗致死事件 実行役に無期懲役を求刑

「ルフィ」などと名乗る指示役による一連の広域強盗事件のうち去年、東京・狛江市で90歳の女性が死亡した事件など6つの事件に関わったとして強盗致死などの罪に問われている23歳の被告の裁判で、検察は「『闇バイト』に応募して集まった者たちによる日本の治安を揺るがす凶悪事件だ」として無期懲役を求刑しました。

住所不定、無職の永田陸人被告(23)は去年1月、狛江市の住宅に宅配業者を装って侵入し、この家に住む90歳の女性をバールで殴るなどして死亡させた事件など6つの事件に関わったとして強盗致死などの罪に問われています。
24日、東京地方裁判所立川支部で開かれた裁判で、検察は「被告は大金欲しさから犯罪グループに加わり、実行役の中ではリーダー格と果たした役割は重大だ。組織性、計画性が極めて高く『闇バイト』に応募して集まった者たちによる日本の治安を揺るがす凶悪事件だ」として無期懲役を求刑しました。
また、狛江市の事件の遺族の心情について「母が何を思って死んでいったのかと、考えない日はありません。残念ながら、闇バイトによる強盗事件が多発しています。被告人を極刑に処すことこそが将来の事件を未然に防ぐという意味で一番効果があることではないでしょうか」などとする文書が読み上げられました。
一方、被告の弁護士は「被告は内省を深め、自分が奪ったものがどれだけ大きかったのか日々考えるようになった。反省し、更生していくと信じている」などとして有期の懲役刑が相当だと主張しました。
最後に被告は「私が責任を果たすには無期懲役ではなく、死刑が一番ふさわしいと強く思います。遺族のことのみを考えて判決を下してほしいです」などと述べました。
判決は来月7日に言い渡される予定です。

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