日テレ「明日、ママがいない」の炎上はやむなしと女性作家 (2/2ページ)

2014.01.28

 こうした脚本と演出の仕方は、注目されることを意図した刺激路線と言われても、仕方ないでしょう。

 「インパクトばかり重視」「視聴率・話題狙い」「炎上商法」といった指摘がネット上に見られるのは、そうしたドラマ作りに対する「うさんくささ」を、嗅覚で多くの人が感じとったからではないでしょうか。

 とりわけ今回の登場人物は、自分の人生を選択できる大人ではなく、さまざまな事情で否応なく施設に預けられた子どもたち。そうした子どもを、敢えて過酷で刺激的な設定の中に置いて、極限状況に直面させているのだとしたら、このドラマ作りの目的は何なのか?

 奇しくも、「日テレいつでもどこでもキャンペーン」がスタートしたところ。このキャンペーンは、日テレで放送された人気番組を各話放送終了後、Webで7日間無料配信するというもの。そのタイミングに「明日、ママがいない」の幕開きをもってきて、大騒動になっているという現実。

 脚本家はコメントを出しましたが、このドラマには脚本の監修者がいるそうです。数々の話題作・問題作を手掛けてきたベテラン、野島伸司氏。監修という立場から大局的な見解を持っているはず。今回のドラマの目的やねらい、現在の騒動について、監修者の考えを率直に聞きたい。

 日テレの広報は「ドラマは子どもたちの心根の純粋さや強さ、たくましさを全面に表し、子どもたちの視点から『愛情とは何か』を描くという趣旨のもと、子どもたちを愛する方々の思いも真摯に描いていきたい」と、放送を続ける宣言をしました。

 今、異議を申し立てている人たちが、今後「なるほど子どもたちは純粋で強い」「愛情とは何かがわかった」と言える展開になっていくのかどうか。全国の児童養護施設を運営している人たちや、そこで生活している子どもたちが納得してこのドラマを見ていくのかどうか。今後の展開に注目したいと思います。

NEWSポストセブン

 

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