トランプ氏 議会乱入事件担当の特別検察官“2秒以内にクビに”

アメリカのトランプ前大統領はみずからが起訴された2021年の議会乱入事件を担当している特別検察官について、大統領に返り咲けば、「2秒以内にクビにする」と述べ、直ちに解任する考えを明らかにしました。

トランプ氏は2021年1月に起きた連邦議会への乱入事件をめぐり、国家を欺こうとした罪などに問われています。

トランプ氏は24日、出演した保守系のラジオ番組でこの事件などを担当しているスミス特別検察官について「彼は非常に不誠実で、意地悪な男だ」などと批判しました。

そして来月の大統領選挙で勝利し、返り咲いた場合、「自身を恩赦するか、特別検察官を解任するか、どちらを選ぶか」と問われると「2秒以内にクビにする」と述べ、直ちに解任する考えを明らかにしました。

これについて、大統領選挙でトランプ氏と争うハリス副大統領の陣営は声明を発表し、「トランプ氏はみずからを法を超えた存在だと考えている。2期目がより危険になることは確実だ」と非難しました。

連邦議会への乱入事件をめぐって連邦最高裁判所はことし7月、「大統領在任中の公務としての行動は免責される」との判断を示しています。

これを受けて特別検察官は起訴内容を修正して新たな起訴状を提出するなど、罪に問う姿勢を崩しておらず、大統領選挙のあと、トランプ氏の裁判の行方にも関心が集まりそうです。

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