大和郡山の商業施設で若者に衆院選の投票呼びかけ
今月27日に投票が行われる衆議院選挙に向けて、大和郡山市の商業施設で県の職員らが若い人たちに投票に行くよう呼びかけました。
この取り組みは、県選挙管理委員会が投票率が低い若い世代にも選挙への関心を持ってもらおうと行いました。
大和郡山市の商業施設では県選挙管理委員会の職員のほか、選挙啓発のキャラクターの「だいぶっちゃん」と「シカ太」も参加して、若い買い物客を中心に投票日の書かれたポケットティッシュを配りながら、「投票に行ってください」と呼びかけていました。
また、職員から投票所の入場券がなくても本人確認などで投票ができることの説明を受けていました。
県選挙管理委員会が行った年代別の抽出調査によりますと、県内の10代と20代の有権者のうち投票に行った人の割合は3年前の衆議院選挙で41%余りと、年代別で最も低い結果となっています。
子育て中の20代の女性は「友だちが選挙に行っているので、自分も選挙に行くようになりました。子育てにお金がかかるので、もう少し助成があるといいなと思います」と話していました。
県選挙管理委員会の鷹田やゆり 次長は「日本がどうなるか、みなさんの意思を投じることができる機会なので、ぜひ投票に行ってほしい」と話していました。
【若年層の低い投票率】
総務省によりますと、令和3年の前回の衆議院選挙では、20代の投票率は30%台と最も低く、次いで10代の投票率が40%台と低い結果となっています。
若い人たちの投票率を高めようと県選挙管理委員会は、動画配信サイト上で県の取り組みをPRする「バーチャルユーチューバー」の「奈々鹿(ななか)」が投票を呼びかけています。
「奈々鹿」は奈良の歴史や文化をイメージした鹿の耳のついた女の子で、「子育てが不安」や「年金がもらえるのか」など有権者の不安を代弁したうえで、選挙に行って、いい未来を作ろうと投票を呼びかけています。
ただ、若者の選挙への関心の低い状態は依然続いていて、20代の女性は「最近は選挙に行くようになったが面倒で、どこで投票できるのかも分からない」と話していました。
また、30代の女性は「どの候補がいいのかよく分からないので、選挙に行くか分からない」と話していました。