廿日市 知人大学生殺害の罪 2審で被告の弁護士「量刑軽く」

3年前、廿日市市のホテルで知人の大学生にアルコールを摂取させ、意識障害を生じさせて殺害した罪などに問われ、1審で懲役30年の判決を受けた被告の2審の裁判が広島高等裁判所で始まり、被告の弁護士は量刑を軽くするべきだと主張しました。

広島市西区の南波大祐被告(34)は3年前、知人の21歳の男子大学生に睡眠導入剤を入れた飲食物を摂取させたうえ、廿日市市内のホテルに連れ込んで注射器を使ってアルコールを摂取させ、意識障害を生じさせて殺害したなどとして殺人などの罪に問われました。
1審の広島地方裁判所はことし7月、「自分にかけた6億円を超える生命保険金を取得する目的で行われた替え玉保険金殺人で、極めて悪質だ」として懲役30年を言い渡し、被告側が控訴していました。
広島高等裁判所で24日始まった2審の裁判で被告の弁護士は、「殺害の目的が保険金目当てではなかった可能性があるほか、パーソナリティ障害も犯行に影響した」として、量刑を軽くするべきだと主張しました。
これに対し検察は「控訴には理由がない」と主張しました。
審理は24日で終わり、判決は11月21日に言い渡される予定です。

広島のニュース