「む」を最初に考えたやつの頭どうなってんだ
娘ちゃん、4歳。
ひらがな・カタカナを読む方はほぼ問題なく、書く方はちょっとずーつ練習中。やる気はある方だと思ってるけど、ちょっと複雑な文字になるとなかなか一歩踏み出そうともしてくれないのが難点。
ひらがな・カタカナなぞりアプリとかは自主的に遊びとしてやってくれてるので、まああんまり焦らず、でも難しそうな文字へもまず一歩踏み出せるような環境もそっと作ってやりたいなぁなどと考える今日この頃。
と、いうことを考えていると、文字そのものをじっと見る機会も多くなる。
うんうん、「く」とか「い」とかは割と簡単だな。「も」は「し」に二本線を引くだけだと教えたら割とあっさり覚えた。ということはだ、どうも「むずかしーい、かけなぁい」と挑戦すらしてくれない「あ」も分解して教えれば案外簡単かもしれない。タテとヨコに十字線を引いて「の」がかければ割と「あ」である。いやまぁ、美しい文字の書き方指南をする人には怒られそうな教え方だけど。こうまずは「難しそう!無理!!」っていうハードルを下げてあげたいっていうかさ。「あれ?思ったより簡単じゃん?」っていう気持ちにしてあげたいっていうかさ。
……という目線でひらがな一覧を見ていて、ぴたと指が止まる。
「む」。なんだこいつ。「す」も割とキツめなのに、そこからぐにっと曲げる、しかも「す」は円の流れに沿って左に流れていくけど「む」は右にぎゅっと曲げないといけない。更に、下から上に跳ねる。で、おまけの点。いやなんだこいつ、考えたやつだいぶ性格悪くないか?????どんだけ捻くれたらそんな発想になるんだ。
いや待て待てよく思い出せ、ひらがなってそもそも漢字からの派生じゃなかったっけ。考え始めると気になってくるな、検索検索。
そしたら素敵なnoteをまとめてくれてる人がいた。お、わかりやすい。
「ひらがなは、日本語を書き表すため、音を借用したもの。カタカナは、お坊さんたちが、漢字を読むために振ったもの」っていう説明、すごくしっくりきてありがたい。なるほど、漢字を省略していって作ったひらがなと、漢字の一部を抜粋して作ったカタカナか。50音全部を表にしてくださってるので、気になる人は上記noteページへどうぞ。自分の名前が何の文字から来てるかとか、見るとなかなか楽しいぞ。
私が今回検索するに至った「む」は「武」から来るもの。
あぁなるほど、だから最後に点ついてるのか。いやそれにしてもそうはならんやろっていう省略の仕方を経て「む」になったな感はあるけど、まぁなっちゃったもんはしょうがない。むしろ「ス」が「須」のラスト2画から来てるとか「ツ」が「川」から来てる方が納得しづらい。その2画、そうはならんやろ。川は形は似てるけどツにはならんやろ。どうしてそうなった。
どうしてそうなったって思ったからまた検索する。どうも「川」の中国語が「chuan」の発音らしくて、そっちから派生してるっぽい。
あっ、一応書くんだけど、川の話は別表記も出てきた。「chuan」じゃなくて「tiwan」じゃないかとか、そもそも「州」が元じゃないかとか。所詮ネット検索の範囲なので、どこまでが正確な話かの裏付けまで取らずに書いてる点は強調しておきたい。私は趣味で興味を持ってすぐ検索する(し、それを備忘録がてらnoteにまとめる)けど、そこで満足しちゃう程度だからなぁ……。AIが巷に溢れる昨今、これをさも識者のように語るのはちょっと怖いところ。上記のnoteの方は出典までしっかり載せてくれてるからほぼ信用できる情報だとは思うけど、私のこれは素人日記なので、そこは本当によろしくどうぞのやつです。
でも、こういうのを調べていくと「言語学って面白いな」とか「文字のデザイン性ってここから来てるんかい」とか、そういうのが見えてくるのは楽しい。このへんはもう娘の為とかじゃなくて、自分用の勉強だねぇ。
知識に触れられるのは、それだけで恵みだなと思う。楽しい(2回目)。
娘に教えつつ、自分も改めて色々学んでいきたいところやね。
さて、今日は何の文字書いてもらおうかな。
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