この記事は Mike Cloonan による Google Ads Developer Blog の記事 "Subscribe to the blog" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
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すべての新しい Google Ads API ブログ投稿を受信トレイで直接受け取りたい皆さんに朗報です。このブログには、お気に入りの RSS サービスで購読できるカスタマイズ可能な RSS フィードが含まれています。上の URL を RSS サービスに貼り付けるだけで、好きな方法でブログのコンテンツを受け取ることができます。初めて RSS を使う方は、こちらの GitHub コミュニティ リソースを確認しましょう。RSS の仕組みが説明されており、十分なサポートを提供しているサービスの一覧が掲載されています。

興味のある特定のプロダクトだけに絞り込むこともできます。以下は、このブログでサポートするプロダクトの RSS フィードへのクイックリンクです。

この記事は Devin Chasanoff による Google Ads Developer Blog の記事 "Upcoming changes to search and display campaign reporting in the Google Ads API" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。 ...
この記事は Devin Chasanoff による Google Ads Developer Blog の記事 "Upcoming changes to search and display campaign reporting in the Google Ads API" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

2024 年 10 月 16 日より、検索とディスプレイのレポートに関する変更のロールアウトを開始します。この変更により、キャンペーンを対象とした Google Ads Query Language(GAQL)のクエリで、advertising_channel_type が DISPLAY または SEARCH であり、そのクエリにフィールド segments.asset_interaction_target.assetまたは segments.asset_interaction_target.interaction_on_this_asset  が含まれる場合、GAQL クエリのすべての指標で値 0 が返されるようになります。


今この変更を行う理由は、今後のリリースでのレポートデータの正確性を保証するためです。ご質問やサポートが必要なことがありましたら、Google Ads API サポートページでご連絡ください。


Posted by Thanet Knack Praneenararat - Ads Developer Relations Team

この記事は Ben Karl による Google Ads Developer Blog の記事 "Upcoming Changes in Python Version Support for the Google Ads API Client Library for Python" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

2024 年 10 月に Python 3.8 のサポートが終了し、Python Software Foundation によるサポートが受けられなくなります。Python 3.8 のサポートの正式終了をもって、Python 版 Google 広告クライアント ライブラリのサポートも終了します。つまり、重要なセキュリティ アップデートを除き、ライブラリのアップデートや Python 3.8 との互換性に関連する問題への対応は行われなくなります。

この記事は Ben Karl による Google Ads Developer Blog の記事 "Upcoming Changes in Python Version Support for the Google Ads API Client Library for Python" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

2024 年 10 月に Python 3.8 のサポートが終了し、Python Software Foundation によるサポートが受けられなくなります。Python 3.8 のサポートの正式終了をもって、Python 版 Google 広告クライアント ライブラリのサポートも終了します。つまり、重要なセキュリティ アップデートを除き、ライブラリのアップデートや Python 3.8 との互換性に関連する問題への対応は行われなくなります。

2025 年第 1 四半期にリリースされる新しいメジャー バージョンのライブラリには、Python 3.8 との互換性はありません。この新しいバージョンには、Python 3.13 のサポートが含まれます。非推奨、またはまもなく非推奨になるバージョンの Python ユーザーには、Google Ads API にアクセスできなくなるリスクがあります。以下のスケジュールにご注意ください。

  • Python 3.7 のユーザーは、2024 年 9 月 25 日の v15 の提供終了をもって、API にアクセスできなくなりました。
  • Python 3.8 のユーザーは、2025 年第 3 四半期または第 4 四半期の v18 の提供終了をもって、API にアクセスできなくなります。

現在 Python 3.7 または 3.8 を利用しているライブラリ ユーザーは、できるだけ早くシステムを Python 3.9 以上にアップグレードする必要があります。

この変更についてご質問がある方は、クライアント ライブラリのリポジトリから問題を送信してください。

この記事は Thanet Knack Praneenararat による Google Ads Developer Blog の記事 "Announcing v17_1 of the Google Ads API" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
この記事は Thanet Knack Praneenararat による Google Ads Developer Blog の記事 "Announcing v17_1 of the Google Ads API" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

この度、Google Ads API の v17_1 リリースをお知らせします。v17_1 の一部の機能を使用するには、クライアント ライブラリとクライアントのコードをアップグレードする必要があります。更新版のクライアント ライブラリとコードサンプルも公開されました。このバージョンには、互換性のない変更はありません。

主な機能は以下のとおりです。
さらに詳しく知りたい方へ
以下のリソースが役立ちます。
ご質問やさらにサポートが必要なことがありましたら、フォーラムからご連絡ください。

Google は、AI をあらゆる人にとって役立つものにすることを目指し、開発者コミュニティが独自の言語や文化に合わせて AI を活用し実装できることを目指しています。その一環として、今年の I/O では、インドの開発者が Gemma をファイン チューニングして、12 のインド言語でテキストを理解し生成することに成功した Navarasa (英語) プロジェクトを紹介しました。




これは、Gemma が言語や文化の違いを乗り越えて、さまざまな状況に対応できる可能性を示しています。このプロジェクトを含めて、Gemma の言語機能をさらに強化し、世界中の開発者のみなさんに提供できるよう取り組んでいます。


Gemma for Japan

本日、東京で開催された Gemma Developer Day で、日本語版  Gemma 2 2B を公開しました。Gemma 2 と比較して、優れた文章力と、指示内容を的確に理解し反映する能力など、全体的な品質が向上しています。本モデルと併せて、トレーニングガイド公開し、世界中の開発者が Gemma を他言語に適応させるための実践的な例として支援をしてまいります。

日本語版 Gemma 2 2Bは、自社評価において、 GPT-3.5 を上回るパフォーマンスを発揮し、モバイル端末での高速でスムーズな処理能力や日英両言語における高い品質を維持しています。この優れた結果は、モデルのサイズを考慮すると、Gemma モデルが英語以外の言語でも高い性能を発揮できることを示すものと考えています。


AI リサーチへの支援

オープンモデルの世界は、私たちだけの力で成り立っているわけではありません。継続的な進歩と革新を推進するのは、コミュニティの力です。そのため Google は、 TPU Research Cloud プログラムGoogle Cloud クレジットなどのプログラムを通じて、研究者の皆さんにコンピューティング リソースを提供できることを嬉しく思います。

また東京科学大学 情報理工学院 情報工学系の岡崎直観教授らの研究チームと協力し、日本におけるオープンモデルの開発支援、および、新しい技術の開拓への取り組みも進めます。


“Google の Gemma シリーズはコンパクトな大規模言語モデルであるにも関わらず、日本語と英語の能力をバランスよく備えています。多言語に強い Gemma の能力を活かしながら、日本の文化や知識に関する能力を引き上げる方法について、Google と一緒に取り組めることを楽しみにしています。”

岡崎直観 教授 - 東京科学大学


開発者コミュニティに参加できることを光栄に思い、研究機関の皆様とこの先も取り組みを続けていくことを楽しみにしています。


Kaggle でグローバル コミュニケーションを解き放つ

私たちの目標は、言語に関係なく、すべての人が Gemma にアクセスし、AI による革新的なサービスを享受できるようにすることです。その目標を達成するひとつの取り組みとして、 Kaggle コンペティションを開催しています。ぜひ日本の開発者の皆様にもご参加いただき、多言語向けの Gemma モデルの構築にご参加ください。


開発者のみなさまの力が、言語間の障壁を取り払い、世界中の人々をつなぎます。 私たちは、開発者 コミュニティとの密な連携を継続し、ともに、日本の AI の未来を形作っていきたいと考えています。

Posted by Tris Warkentin - Director, Google DeepMind and Tamao Imura - Google Developer Marketing Manager, Japan


Google Cloud は、10 月 24 日 (木) にインフラエンジニアのためのイベント、「 Generative AI Summit Tokyo '24 Fall」を 開催します。

生成 AI はいよいよ「社会実装」へ移行しつつあります。

企業はますます生成 AI 技術を活用し、顧客体験の向上やプロセスの自動化、新しい製品やサービスの開発など、さまざまな分野での活動に取り組んでいます。生成 AI の技術革新は、競争力の向上やイノベーションの促進に貢献し、ビジネスの成長に寄与しています。

本イベントでは、「Gemini」、そして「Vertex AI」について、お客様の事例を中心に具体的な活用方法をご紹介します。これらのサービスは、ビジネスの成長やイノベーションを加速させるための非常に強力なツールです。実際の導入事例や成功事例を通じて、参加者の皆様に生成AIをどのように活用するか、その可能性を理解いただければと思います。

今回は現地会場参加者に抽選でオリジナル T シャツをプレゼントいたします。
(※ T シャツのプレゼントには諸条件がございます。詳細は Webサ イトをご覧ください)


Google Cloud は、10 月 24 日 (木) にインフラエンジニアのためのイベント、「 Generative AI Summit Tokyo '24 Fall」を 開催します。

生成 AI はいよいよ「社会実装」へ移行しつつあります。

企業はますます生成 AI 技術を活用し、顧客体験の向上やプロセスの自動化、新しい製品やサービスの開発など、さまざまな分野での活動に取り組んでいます。生成 AI の技術革新は、競争力の向上やイノベーションの促進に貢献し、ビジネスの成長に寄与しています。

本イベントでは、「Gemini」、そして「Vertex AI」について、お客様の事例を中心に具体的な活用方法をご紹介します。これらのサービスは、ビジネスの成長やイノベーションを加速させるための非常に強力なツールです。実際の導入事例や成功事例を通じて、参加者の皆様に生成AIをどのように活用するか、その可能性を理解いただければと思います。

今回は現地会場参加者に抽選でオリジナル T シャツをプレゼントいたします。
(※ T シャツのプレゼントには諸条件がございます。詳細は Webサ イトをご覧ください)

ぜひ、 Generative AI Summit Tokyo '24 Fall にご参加ください。


■ 開催概要

日時 : 10 月 24 日(木)11:00 - 18:30

開催方法 : ハイブリッド(ベルサール渋谷ファースト / オンライン配信)

会場 : ベルサール渋谷ファースト

詳細・お申し込みはこちら 

※ プログラムは変更になる可能性がございます。最新の情報は上記 Web ページにてご確認ください。


【お問い合わせ】

Google Cloud イベント事務局

Email :  googlecloud-genai-japan@google.com

#gc_genai

この記事は Google、プライバシー、安全性、およびセキュリティ エンジニアリング担当 VP、Royal Hansen、および Google Cloud、TI セキュリティ担当 VP 兼 CISO、Phil Venables による Google Online Security Blog の記事 "Post-Quantum Cryptography: Standards and Progress" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。 ...
この記事は Google、プライバシー、安全性、およびセキュリティ エンジニアリング担当 VP、Royal Hansen、および Google Cloud、TI セキュリティ担当 VP 兼 CISO、Phil Venables による Google Online Security Blog の記事 "Post-Quantum Cryptography: Standards and Progress" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

米国国立標準技術研究所(NIST)が、ポスト量子暗号(PQC)の 3 つの最終標準を公開しました。これは、公開鍵のカプセル化と 2 種類のデジタル署名を扱うものです。2016 年から続いてきたこの取り組みの成果は、標準の開発に向けた重要なマイルストーンであり、今後長年にわたってインターネットの情報の安全性と機密性を保つことになるものです。

ここでは、PQC とは何か、Google が PQC をどのように利用しているか、そして他の組織はこの新しい標準をどのように採用できるのかについて簡単に説明します。PQC と標準化プロセスにおける Google の役割の詳細については、Cloud の CISO である Phil Venables が 2022 年に投稿した内容もご覧ください。

PQC とは何か?

暗号化は、インターネットで情報の機密性と安全性を維持するうえで、中心的な役割を果たします。現在、最新のブラウザでは、ほとんどのインターネット セッションが暗号化されているので、転送中のデータを盗聴したり改ざんしたりすることはできません。デジタル署名もオンラインの信頼性にとって重要な要素であり、プログラムが改ざんされていないことを証明するコード署名や、オンライン ID を確認する信頼できるシグナルなどに使われています。

現在の暗号化技術が安全なのは、「暗号を解読する」ために莫大な計算能力が必要になり、現在や近未来のコンピュータではとても対応できないからです。残念ながら、この状況が永遠に続くわけではありません。実用的な大規模量子コンピュータが登場するのはまだ何年も先のことですが、コンピュータ サイエンティストたちは、暗号解読可能量子コンピュータ(CRQC)が既存の非対称鍵暗号を破れることを何十年も前から知っていました

PQC では、そのリスクを防ぐために、標準を定義し、従来のコンピュータと量子コンピュータの両方による攻撃に対抗できる新しいアルゴリズムを共同実装する取り組みが行われています。

ポスト量子暗号の利用や準備に、量子コンピュータは必要ありません。本日 NIST が公開したすべての標準は、現在利用されている従来のコンピュータで動作します。

暗号化はどのようなリスクにさらされているのか?

CRQC はまだ存在しませんが、現在使われているデバイスやデータは、今後影響を受ける可能性があります。すでに存在するリスクとして、以下のようなものが挙げられます。

  • 保存データStore Now, Decrypt Later と呼ばれる攻撃では、攻撃者は取得した暗号データを保管しておき、まだ構築されていない量子コンピュータの助けを借りて、後ほど復号化を行います。
  • ハードウェア プロダクト: 将来の攻撃者は、デジタル署名を偽造することで、使われ続けている量子以前のデバイスに危険なファームウェアやソフトウェア アップデートを埋め込もうとする可能性があります。それを防ぐ防御策を講じる必要があります。

CRQC 関連のリスクについて詳しく知りたい方は、PQC 脅威モデルについての投稿をご覧ください。

組織は PQC への移行に備えるために何ができるか?

多くの場合、新しい暗号化アルゴリズムに移行するプロセスには時間がかかります。この点は、広く使用されている暗号システムに影響を与える脆弱性がある場合でも同様です。新しいテクノロジーへの移行を完全に終えるには、組織的、物流的な課題を克服する必要があるからです。たとえば NIST は、2011 年に SHA-1 ハッシュ アルゴリズムを非推奨としましたが、段階的廃止は 2030 年までに終えることを推奨しています。

そのため、容易に PQC に移行できるように、PQC と関係のないところも含め、組織の準備態勢を改善する措置を今すぐ講じることが重要です。

この 暗号アジリティ のベスト プラクティスは、すぐにでも実施できます。

  • 暗号の棚卸し: 組織がどこでどのように暗号化を利用しているかを理解しておきます。たとえば、どの暗号化アルゴリズムが使われているかを把握します。また、鍵マテリアルを安全に管理することも重要です。
  • 鍵のローテーション: 新しい暗号システムでは、サービスを停止することなく新しい鍵を生成し、本番環境に移動できる必要があります。バックアップからのリカバリをテストするのと同じく、鍵のローテーションを定期的にテストするようにします。これがなければ、優れたレジリエンス計画とは言えません。
  • 抽象化レイヤTink などのツールを使用することができます。Tink は、Google の多言語クロスプラットフォーム オープンソース ライブラリであり、専門家でなくても簡単かつ安全に暗号を利用したり、大規模なコードのリファクタリングをせずに暗号化アルゴリズムを切り替えたりできるように設計されています。
  • エンドツーエンドのテスト: PQC アルゴリズムには、さまざまな特性があります。公開鍵、暗号テキスト、署名は特に多様です。スタックのすべてのレイヤが期待どおりに動作することを確認する必要があります。

私たちの 2022 年の論文「Transitioning organizations to post-quantum cryptography」(組織のポスト量子暗号への移行)には、組織が移行に向けて準備することに役立つその他の推奨事項が記載されています。また、こちらの Google セキュリティ ブログの最近の投稿では、暗号アジリティと鍵のローテーションについて詳しく説明しています。

PQC に向けた Google の取り組み

Google は以上のリスクを真剣に受け止めており、複数の面で対策を講じています。Google は、2016 年に Chrome で PQC のテストを開始し、2022 年以降は PQC を利用して社内通信を保護しています。2024 年 5 月には、PC 向けの Chrome で、TLS 1.3 と QUIC 用の ML-KEM をデフォルトで有効化しています。ML-KEM は、Google のサーバー群でも有効化されています。PC 版 Chrome と、Cloud Console や Gmail といった Google プロダクトとの接続は、すでに試験運用的なポスト量子鍵交換で保護されています。

Google のエンジニアは、NIST が公開した標準や ISO が作成した標準に貢献しており、Trust ExpressionsMerkle Tree Certificatesハッシュベースの署名状態管理といったインターネット ドラフトを IETF に提出しています。Tink は、安全で使いやすい暗号 API を提供する Google のオープンソース ライブラリであり、すでに C++ に試験運用的な PQC アルゴリズムを提供しています。私たちのエンジニアは、パートナーと協力しながら、Google などで利用できる正式に検証された PQC 実装の作成にあたっています。

Google は、自社の PQC 移行を進めつつ、Android、Chrome、Cloud などの Google サービスの PQC アップデートを続けていきます。


Posted by Eiji Kitamura - Developer Relations Team