自分に呪いをかけるなよ。
なんで綺麗な人と不細工な人がいるのだろうと言うのは永遠の謎で、おそらく怨念が顔に出ているのだというのが現状の仮説。醜い顔の人は醜い考え方が顔に出ている。可愛げのなさ。その言い方じゃ嫌になるに決まっているという言い方を平気でする愚鈍さ。すごいよなあ。感動するほどのブス。すごいブスが、男に一回抱かれただけですごい艶々して瑞々しくなって美人に生まれ変わることもあるからこれもすごい。怨念の有無。神秘。
いろいろな人に会うと「この文体の女はやばい」とか「この名前の女はやばい」とか、偏見が強化される。過去に八億人の女性からストーカー被害に遭ったことがあるが、そのうちの六億人は同じ名前だった。だから、私は特定の名前を聞くと恐怖で足元が竦みあがり、視力と聴力を失う。故に私は言霊を信じる。悪い名前もあれば良い名前もある。ともこは百点満点。ともこに悪い人はいない。我が母もともこである。かおりに悪い人はいない。かおりは強過ぎるのがたまにきずだが、おおむね最高。我が姉もかおりだ。かおりは強い。
やばい女には二種類いて、雪女タイプと、地縛霊タイプがいる。雪女は、人間の形をしているが中身はスカスカの空洞で、空間や時間を共にする人間の温度を奪う。地縛霊は「金が欲しい、友達が欲しい、恋人が欲しい、恋人がいる人たちがうらやましいよぉ、うらめしやぁ、うらめしやぁ」となって、空間や時間を共にする人間に取り憑く。別に男女に分ける必要はなく、男性にも幽霊はいる。だが、幽霊は女が定説なので、ここは女を基軸に話を進める。不快な人は読むのをやめよう。悪いのは私ではない。読んだあなたが悪いのだ。
般若タイプもいる。般若タイプは、本当はめちゃくちゃ怒っているのだが、笑顔で隠す。だが、隠し切れない醜汁が笑顔からこぼれてあふれ出す。秘すれば花は大嘘。秘すれば腐敗。覆い隠した怒りが体内で発酵して憎しみの腐敗臭をばら撒く。魂の声を聞くと言う営みを集団でやっているコミュニティに呼ばれて行ったら吐きそうになった。癒され過ぎて腐っていた。一度膿を出す必要があると思ったが、上塗りの文化は体臭を覆い隠す。香水が臭ければ臭いほど、実体はそれ以上に臭いのだろうなと思うが、それを言ったら殺される。
大阪南港から新門司港に向かう船の中で奇襲に遭った。ヘロヘロになりながら小倉駅行きのバスに乗ったら、乗客が私一人だけで、運転手さんと会話が弾んだ。小倉っていいイメージがないでしょう。私が子供の頃は大気汚染で青空なんて見えなかったし、海もヘドロだらけだったですよ。それが今では泳げるくらいですからね。小倉に来たなら是非焼きうどんを食べて欲しいです。小倉が発祥ですからね。目玉焼きが載っているんですよ。目玉焼きを月に見立てていたんですね。運転手さんの表情は柔らかく温かで、人間の毒が全部抜けた。通常四十分以上かかる距離を三十分で走り抜けた。最速記録ですよ。こんなに早く着くのは奇跡です。お客さん何か持ってますね。私にはわかります。私は、神っぽい微笑みを湛えてバスを降りて、小倉かあと宮本武蔵っぽいことを思った。
おおまかな予定
10月24日(木)福岡県北九州市界隈
以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)
連絡先・坂爪圭吾
LINE ID ibaya
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE https://tinyurl.com/2y6ch66z
バッチ来い人類!うおおおおお〜!
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