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使ってるAndroid野良アプリ一覧(健全)(おすすめ)

まず

🌟多数の閲覧と400いいね突破、誠にありがとうございます🌟
結構ちゃんとnote執筆の励みになっています。
これからもゆる~くお付き合いください。以下は注意点です。

  • 更新履歴が肥大化してきたため、こちらに移動しました。

  • (健全)とは書きましたが実際のところ別に法的にも大丈夫なやつらです。

  • そして野良と書いてますがF-Droid版のやつが多め。

  • ですが全てにおいて利用は自己責任です。使って被った損害に対し、筆者は如何なる保証も致しかねますので御了承下さい。

  • グレーorブラックな連中は隠しリンクに置いときます。

Playストアアプリのおすすめ記事も書いていますので、宜しければ閲覧して頂けると嬉しいです。

ではまず…

前提(アプリストア)

一番大事なので先んじて紹介します。

① Aurora Store & Shizuku Installer☆

本記事のメイン画像にもしている、Google Playストア代替のオープンソースアプリストア。本家Playのソースから直接アプリを引っ張ってきているらしく、ApkPureといった下手なapk配布サイトより余程安全。本など余計な表示が無く、純粋にアプリ"のみ"を物色することができる。Googleアカウントでログインすれば有料アプリのDL・更新もできるたまーにBANされるらしいのでその辺は自己責任でオナシャス。
ちょっと勘違いされやすいがAurora Store/F-Droid(下記)の使用そのものにroot権限は必要ない。あくまで自動インストールのためにroot化は必要となってくる。

https://archive.is/zLbFl

いちいちインストール許可を出すのは精神衛生上にも宜しくないため、以前はAurora Servicesという自動インストーラと併用していた。しかし現在はとある事情でShizuku Installerに切り替えている。
Shizukuについてものすごくざっくり説明すると、デバイス単独でadbコマンド系の作業を行えるようにするアプリ。現在はほぼほぼアプリのインストールを主目的に使用中。私はroot化しているため特に制限なく使えるが、非rootの場合PCによるadbコマンドの入力などが必須。
最新版Stableにて、Magiskモジュールで同じことをするSuiにも対応するようになった。
他にどんなアプリが使えるのか気になる方は、こちらを参照されたし。

② F-Droid with Privileged Extension☆

こちらはFOSS、つまりフリー&オープンソースのアプリを専門に扱うストア。とはいえレポジトリ(わからない人向けに言うとここでは、インストール可能なアプリを増やすためのDLリンク付きカタログ)を追加することで、一応そうじゃないアプリもインストールすることはできる。さっきと同じくその辺自己責任で… 勿論全部無料で導入可能(一部アプリ内で課金を求める場合もあるが、ごく少数)。
凄く簡潔に言えば、素のF-Droidは安全性をある程度担保された野良アプリの巣窟。諸事情でPlayストアには置けないようなアプリが多く、そのどれもが魅力的な性質を備えている(後述)。ただ下手に使うと端末ぶっ壊すようなアプリもあるため(例えばシステムアプリ全消去できるやつとか)、インストールの際は概要欄をPlayの時以上によく読むように。あと英語も多いです。
Auroraの時と同じく自動インストールのために特権拡張機能(Privileged Extension)modを導入して使用中。双方ともroot化アプリ「Magisk」や「KernelSU(後述)」が必須で、私が毎回保証を切ってまでroot化する理由の一つでもある。最近は「APatch」というツールもでてきた。

では改めて、いよいよ本題に入ります。Let's,

一覧だー

① YouTube Revanced Extended

何度か触れてるんで、最早説明不要のYouTube強化パッチ。略称はRVX。
作者の生活環境事情により、何回か開発停止と再開を繰り返してる。
広告ブロックだけに留まらない(もちろんメインではあるけど)たくさんの便利機能を持つ。ざっと挙げただけでも、

・広告ブロックに加えてVP9コーデックの強制に対応し、より通信量の削減ができる(後述)
・画質設定を以前の数値のもの(480pとか1080pとか)に戻す
・バックグラウンド再生の有効化(なぜこれをPremiumにしたG社)
・自動リピートボタンの追加(メニューを開かずともワンタッチでリピートできる)
・ダウンロード機能の追加(別途アプリが必要で後述)。ただしSoCのリソースをオフライン再生より食う他、あっちより通信量が多くなる可能性はある
・動画のオープニングやエンディングをスキップ、或いは一部広告のようなスキップボタンを表示させられる
・動画のスピードを最大5倍速まで引き上げられる(Premiumでも2倍まで)
・Return YouTube Dislikeというプロジェクトと提携し、非表示となった低評価数を復活させられる。ただし数値は眉唾っぽい
・ダークモード時、完全なブラックにでき、有機EL画面ではバッテリー消費量を減らせる
・日本語対応している。流石に本家も対応したとは思うが(未確認)当時はあちら比で大きなメリットとなっていた。何れにせよ今は亡きzaa氏といった有志の尽力のお陰である…ありがたい

といった機能がある。どいつもこいつもPremiumにすら無い機能のため、広告ブロックが嫌という人やPremium加入済みという人も一度入れてみてはいかがだろうか。広告ブロック機能を抜いてパッチも当てられるし。
ちなみに法的には「アプリを自分で改造して個人使用すること」はオッケーなため先代のVancedと比すればだいぶホワイト。その代わり導入のハードルはやや高めだが、最近は開発陣の努力でかなりやり易くはなっている。
インストールにはいろいろカスタムできるRevancifyをおすすめしています。やや中級者向けではありますが…

みんな自分でビルドしようね!マルウェアリスクもあるから間違ってもapk配布からダウンロードしちゃダメだぞ!!

② microG

RVXを使う際、Googleアカウントのログインに用いるアプリ。本家となるmicroGはGoogle Play開発者サービス(GMS)のFOSS代替で、それから機能削減、最適化したディストリビューションが多数ある。ざっくりまとめたので上の記事もご参照ください。

余計な通信をしないこともあってか、GMSより軽くてバッテリー持ちも良いという強大なメリットが有り、実はroot環境下でも直パッチを当てるよりmicroG版の方が安定して使える。実際経験上、先代Vancedの時もroot版よりmicroG版の方が安定して使えていた。
一時期再生が途中で止まるといったバッファリングの問題、及びそれを回避するとシークバーや関連動画に不具合が発生していたが、下記のNewPipeから機能移植といった荒業開発陣の努力を経て現在は事なきを得ている。
結局SuperChatが使えないんで私は一部機体をroot版にしちゃいましたが…

③ Newpipe X / AnimePipe

公式クライアントを改造するVanced/Revancedとは別系統で開発されてきたYouTubeアプリ。YouTubeのAPIを使用せずウェブサイトを直接叩いてデータを抽出・再生しているため、こちらもこちらで広告がほぼ出ない。ただし生放送等ではエラーを起こすというデメリットもあるため完全ではない。あと本家アプリに比べると動画の読み込みも遅め。
紹介するX版はReturn YouTube Dislikeに加え、動画に直接入っている広告をスキップする機能を持っている(海外では公式が広告を入れていなくとも動画制作者が直に動画内でCMを出すことが多いらしい)。また筆者の用いるAnimePipeでは更に、ニコニコ動画やBiliBiliを見ることができるようになっている。勿論広告は無い。
私はこいつを主に動画のダウンロードアプリとして用いている。Revancedに別アプリを介したダウンロードをするボタンが追加されているため、より保存が楽になった。また(本家、フォーク版双方)ひっそりとSoundCloudBandcampの再生機能も(β版ながら)実装されているBandcampにはゆずりさも登録しているためこっから公式音源が聴き放題である。

④ InnerTune

YouTube Musicアプリのフロントエンド。体感RVX Musicよりも安定感がある他、デフォルトでダウンロード機能も付いているすごいやつ(RVXはNewPipeをはじめとした専用のダウンロードするやつが必須)。
おそらく、というかほぼ確実に音声だけを抽出して読み込む仕様(本家YTMusicでは音のみを再生できないコンテンツも可能)になっており、読み込みも速く通信量にも優しい音楽アプリだ。もとがYTMusicなので、MusicFMなどと違い音源を間違わなければ普通に合法音源なのも安心点。これとSpotifyで大概の音源は事足りてしまう。
Gアカウントでログインできないことは1つの難点だったが、最近のアプデで可能に。勿論YTMusic公式と違いログインなしでも使用でき、その下手にGoogleに手をつけすぎないシンプルさに惹かれる人は多いだろう。
もう1つの難点、G垢に登録した複数チャンネルを選択できない問題は、現在総合issueにて解決すべき案件として上げられているためそのうち解消される見込み。期待して待ちます。

⑤ FFUpdater

Chromium&Firefoxベースのブラウザを管理するアプリ。主にアプデ等が合った場合通知してくれる他、root権限/Shizuku権限を与えると自動でインストールまでやってくれるスグレモノ。なお筆者は基本的にFirefoxとCromiteのコンビで使用中。基本はFirefox系だがサイトの都合で見れなかったりした場合はChromium系のCromiteやVivaldiを用いている。
しかし最近動作が不安定なので、下記のObtainiumに役割を奪われつつあるのが現状。

長らくFirefoxフォークで通常よりも使えるアドオンを増やしたIceraven(F-Droidのレポジトリに対応していないため、FFUpdater経由が必須)を使っていたが、2023年12月中旬、遂に本家Firefoxが追加アドオンに完全対応。この結果、私的には完全に要らない子ちゃんになってしまった
今後のIceravenが生き残るにはプライバシー重視等、他の機能が求められるものと思われる。

⑥ Lawnchair 14 Dev★※

厳密にはGoogle Playでも配信されているため野良では無いのだが、最新dev版はPlayどころかF-Droidでも公開されていないためここに記載。というかdev版をまともに置いているのはこのGithubフォーク、ApkMirrorとTelegramの公式チャンネルしかない。
所謂ランチャーアプリ。オープンソースかつ機能も非常に豊富であり、
・通知ドットの色変更(iOS的な赤丸の白字にもできる)
・アダプティブアイコン(アプリアイコンが強制的にシステムと同じ形にさせられるアレ)の無効化
・より細かいグリッド数・比の変更、アプリアイコンの大きさ調整
・アイコン下に表示する名前の変更、アプリ自体をランチャーから非表示にする機能(無効化ではない)
・その他幅広いジェスチャー機能
などがあり、かなりAWESOMEなランチャーとなっている。
最強ランチャーとして名高いNova Launcherには流石に拡張性で一歩劣るものの、素のLauncher3/Pixel Launcherに近い素直な挙動や(一般的に不安定とされるAlpha版やdev版をもって尚の)高い安定性は好む人も多いだろう。総合的には互角といったところか。
※なおLegion Y700ではそのままインストールすると少し不便なため(わかる人向けにいうとランチャーとドックが連携してくれない)、QuickSwitchというMagiskモジュールを導入して使っている。このため★。

⑦ Pix-EzViewer

主に中国で開発しているオープンソースのPixivビューワー。厳密には中国・台湾・日本等の開発者が集ったそれなりにグローバルなアプリである。
公式にやる気が無いこともあってかなり使いやすい仕上がりになっている。絵のダウンロード機能もついており安定性も高い。
Google Play版としてPixEz Flutterという別バージョンも存在している。こちらの方が日本語対応もちょっと進んでおり、更新頻度も高め。

⑧ Gramophone

音楽プレイヤー。良く言えばシンプル、悪く言えばまだまだ未完成なアプリだが、お気に入り音楽を表示しての再生や歌詞の同期など、基本的な機能は一通り揃っている。更にウェブストリーミングも開発中らしく、実現すれば上記のInnerTuneのシェアを奪えるかもしれない。使って応援していこう。
お世話になっているRe*Index氏が翻訳を担っているため紹介させて頂きました。最新Canary版はてれぐらでのみ配布。

fork版となるAccordの開発・リリースもここで活発に行われている。

⑨ Nekogram

ロ○アでの情報統制の中、正しい情報を手に入れるために開発されたTelegramを中国で更に改良したクライアント。現代の反・情報統制を象徴するような開発歴である。余談だが中国では主にコロナ関連の情報を入手するためにTelegramの需要が高まっているらしい。
しかし遂にCEOの逮捕を機にわからされてしまい、ある意味で最大の長所を喪失する結果となった。
話を戻すとNekogramにはかなりの改良が加わっている。例えば外観のカスタム、ダウンロード/アップロード速度のブースト、標準での日本語対応、翻訳エンジンを選択してのメッセージ翻訳機能など。他にも結構あるが筆者が使っている分でいくとこのくらいである。
最近犯罪への悪用が取り沙汰されているが、私は基本的にNekogram、もといTelegramをアプリの開発情報等を手に入れるために使っている。RVXやcrDroid GSI、Twitter MOD開発系の話もここが主な情報源。より匿名性を求める場合はSessionがおすすめ。

⑩ Coffee

画面の自動ロックを一時的に無効化する。ただそれだけのシンプルなアプリである。使用用途の都合上、画面つけっぱで消えてほしくない事が多々あるため、自身の想像以上に使う回数は多い。なお各端末で固有機能を活かし、スマートキーのダブルクリック(Zenfone 9)及び元ゲームモード切り替えスイッチ(Legion Y700)を使うことでコーヒーを適用するようにしている。

⑪ Piko Revanced & Origin Twitter

まず前者はTelegramを拠点に開発中の某Revanced派生パッチ。例えて言うならTwitter Revanced Extended。
元々はTwitterのfeature switch frags収集MyInstaの開発を行う一人であるtherealswak/Swakshan氏が24年2月に突如投下したmod apkに由来する。
この後、搭載された機能をRevancedとして適用するプロジェクトことpikoをcrimera氏が開設。元作者のswak氏も積極的に参加しており、それもあってか現在の機能は最初のmodを遥かに超えたてんこ盛りとなっている。
特徴としては以下の通り。

  • Twifuckerのコードを丸ごと導入した広告ブロック、新しいG社の広告にも逐次対応しています

  • ホーム上部のスペース開催タブ排除やインプ数の削除といったUIカスタム

  • おすすめタブの排除機能再追加(湧いて出てくることもほぼ無い)、最近はコミュニティノートやおすすめユーザー、Twitter Pro時の「プロモーションする」ボタンも非表示にできるようになりました

  • t.coドメインのバイパス、及び共有URLの変更(vxtwitterとかが選択できる)

  • Feature Flagsの強制スイッチ、内部ファイルを読み込むことによるFlagの検索機能も備える。

  • 投票前に得票率をネタバレ閲覧する機能

  • Twitter Blue機能の一部アンロック(動画&gifダウンロード、ツイート送信途中での取り消し、カスタムナビバー、アイコン変更)

  • 英字をシステムフォントで表示するスイッチの実装(こちらも参照)

などなど。FOSSかつ日夜積極的に開発されているのがミソ。
特に後者のフットワークの軽さはHachidori(Twifucker正当後継モジュール)と比べても目を見張るモノがあり、機能提案からの実装のスピードはおかしい(いい意味で)。

後者の方は私が趣味で実装しているカラーパッチ適用apk群。大まかなやり方は別記事に書いてます。

特筆すべき内容としては次の2つです。

  • Elonが改悪した要素のできる限りの改善(アイコンやホームボタン、ブランド名とツイートの復刻)

  • カラーテーマを9種から選択可能に(Blue、Gold、Pink、Purple、Orange、Green、CrimsonateLazurite、Monotone、MateChan。色変えには再インスト必須だけど署名が全部一緒なんで上書き可)

以前はpikoも同梱していましたが、再配布とかの関係上v10.60.0からは素のapkを提供することにしました。自分でRevancifyを使ったパッチをお願いします(Revanced Managerはコンパイルエラーを起こすため使わないでください)。その際には競合回避のため、Bring Back TwitterとMaterial Colorsのパッチは必ず除外してください
自分にウイルス仕込むスキルは皆無ですが、万一のリスクヘッジとしてどうしても心配な人は使わない事を忠告しておきます

現在、Originの全内容をpikoに移植させるための交渉や作業が進行しています。私のコード技術はnoobカスなのでいろいろな方を頼る事になってしまってますが実現次第、2024年1月来ここにあるOrigin Twitterは完全にその役目を終えることになります(GitHub リポジトリもPublic Archive=更新停止となります)
テキスト改善については、RVXをAndroid 6~7にportしているkitadai31氏がプルリクして下さったお陰でpikoに同じ事をする機能が採用されました。v1.42.0にて正式版として実装されています。
カラーテーマも現在、pikoにパッチ移植できないかissueを立てています。crimera氏も前向きな回答をして下さっています。
採用されなかった場合は、今後もOriginが更新されることになります。ただ作るの毎度大変なのであまり頻繁な更新には期待しないでください(一応バージョン番号が10上がる毎に作るよう努力はします)。DMでこの色の作ってほしい!とか言われたらやるかもですが…

《pikoとOriginに纏わる現状を追記しました》

⑫ MyInsta

以前はBarinstaというアプリもあったのだが、Meta社からゴルァされて開発停止、Instanderも開発停滞中のため、現状非公式なInstagramクライアントとしては一強状態である。基本はてれぐら配布ですが有志が無くてもDLできるよう非公式サイトを作っているようです(上記二番目のリンクのやつ、なお運営曰く黙認状態で行くらしい)。
最早当然のように搭載されている広告ブロック機能の他
・投稿コメントの翻訳機能
・Pro版で解禁されるアナリティクスに自分の閲覧をカウントさせなくする
・DMで既読表示をさせない
・メッセージ記述中なことを相手に隠す
・ストーリーに足跡をつけない
・インスタライブの閲覧者として自身を表示させない
と、匿名性の維持に比重が置かれているのが特徴。尤も、別に筆者はゆずりさのインスタライブくらいしか見ず、それも隠す気はないため大半が宝の持ち腐れにはなっている。
なおプロプライエタリ(要はオープンソースでない)なアプリのため、安全性の面から使うのは自己責任で。
前述の通り、MyInsta開発陣の一人であるtherealswak氏は上記pikoの源流となるMOD apkも生み出した天才ハカーである。

⑬ Google Camera Ported

SMART ASW氏が最強カメラアプリと銘打つだけあり、AI処理をはじめとした凄まじい高機能・高画質を併せ持つ。機種によってはOS標準のカメラより綺麗に写ったりする。おまけにシャッター音まで無音化できる。
各々の有志が様々な端末向けに開発しているため割と種類がある。自分の持ってる機種用のが無ければ、同じメーカー向けのやつをインストールすれば大抵はちゃんと動くだろう。
私はZenfone 9に8向けのWichaya版を投入して動かしている。9のメインたる動画ジンバル機能もキッチリ稼働していていい感じだ。

⑭ Clock (AOSP Fork)

Androidに元から積まれてる時計アプリのフォーク版。実直なかっこよさがある他、画面ロックされるとアラームが鳴る機能(Qualcomm製のSoC限定機能、放置ゲーorスマホ持ったまま寝ちゃった時用?)とアラーム時に振る等して止める機能が独自に組み込まれている。下手な時計アプリより余程便利であるとは断言できる。

⑮ LineageOS Phone & Contacts / QUIK SMS

Simple モバイルシリーズからの乗り換え。カスタムROMで知らない人は居ないLineage OS謹製の電話と連絡帳を使っている。
アイコンは独自だが、その実AOSPの電話と連絡帳アプリをリビルドしているだけGoogleでんわ&コンタクトでなんとなくG社に通話履歴見られるのが嫌だったのでこれにしている。root化済みならこちらのモジュールを併用することで通話録音もできるとかなんとか。
なおSMSアプリはQKSMS→QUIK SMSを使用中。SMS送信コードを自動入力する機能が無いことに目を瞑ればかなり使い勝手は良い。
RCS?LINEを無視するとしてもSignalとかでイインジャナイデスカネー

⑯ Etar / OpenCalc

カレンダーと電卓をセットで紹介。Etarはカレンダーアプリで、使い方をひとひねりすればToDoリストも兼ねることができるすごい子。アイコンもかわいくて気に入っている。
OpenCalcは見ての通りの電卓。計算履歴は無論のこと、角度をラジアンで換算してくれるスイッチや科学モードなどが付いており、理系に親切。

⑰ Proton Mail & Tutanota

共にスイス/ドイツ製のフリーメールサービス。匿名性とセキュリティに優れており、Proton Mailはもねふぃえ業務連絡用として使用中(なおメールは来ない模様)。Tutanotaは次期メインアドレスとする予定で、Gmailから登録サービスを移行させつつある。なおTutanota、ドイツの司法からバックドア設けろと圧力が掛かっていたがその後の訴訟で勝って非搭載が決まった…らしい。

なお移行中のGmailも既存の公式クライアントを使わず、このK-9 Mailに垢を置いている。更にThunderbirdと統合された

⑱ Proton VPN

Proton Mailの会社がやっているVPN。無料でも匿名性には定評があり、自社発表の透明性レポートによればスイス裁判所のデータ請求に応じなかったそう。レーマスのランクマッチが問題無いくらいにはそこそこ速度も出るので簡易的に使う分にはおすすめ。
最近はセキュアなクラウドドライブやパスワードマネージャもやってるらしい。

⑲ QR & Barcode Scanners

どちらもQRコード&バーコードスキャナーだが、QRコードメーカーも兼ねている。まともに日本語対応したFOSSのやつが前者しか無かったが、最近もう一個増えたので追記。正直アイコン色で選んで良いと思います

⑳ Simplenote

同期機能も付いた非常に扱いやすいメモ帳アプリ。Google PlayにもあるがF-Droid(厳密には拡張レポのIzzyOnDroid)にも展開されているためエントリー。文字だけ同期できて他の機能いらんからそういうやつないかな~とか思ってた筆者の欲望を全部満たしてくれた。
詳細はpenchi様の上の紹介記事を参照。メモ魔な筆者の末永い愛用アプリになりそうだ。

㉑ AdAway☆

広告ブロックアプリとしては個人的に、あのAdGuardともタメを張れると思っている。勿論導入した段階だとブロックできる範囲も限られるが、ログろいど氏によるhostsなどを導入すれば、少なくとも日本で使う分には広告がほぼ出なくなる。ゲームの広告とかも問答無用で消える。そして無料、つよい(確信)。ただしroot環境下でないと電池持ち難が生まれる他(このため事実上root専用アプリなため☆付き)、AdGuardはアプリ毎で細かなブロックの設定ができるため、現状は互角と言えよう。
root環境で使う場合、Magiskの設定を介してsystemless hostsモジュールを追加しておかないとそもそも動いてくれないので注意。あとこれを導入したらLINEのアプリ内ブラウザがまともに機能しなくなるため、最近出たLIMEも追加併用することをおすすめする。
最近一部アプリも部分的にアドレス許可しないと不具合出るようになったので今度記事書きます。

㉒ Vendetta→Pyoncord

別称というかアプリ名はBunny、プロジェクト名がPyoncordである(ややこしい)。YouTube RevancedやらInstanderやらいろいろな改造クライアントを紹介してきたが、こちらはDiscordの改造アプリ。
ざっくり言うとかの有名なBetterDiscordのモバイル版。様々なテーマ・拡張機能を盛り込むことができ、Discord画面を真に己の色に染めることができる。地味におすすめ。
元々はVendettaというプロジェクトだったが2024年2月に急逝したため、フォークとしてこちらが作られた経緯をもつ。
しかしPyoncordの方も開発者の金銭的な事情で2024年9月に存続の危機に陥る。幸いにも2800ドル(大体35~40万円!!)の寄付が集まった事で苦境はなんとか逃れたそうだが、現在は一時開発停止中となっている

㉓ Obtainium

GooglePlayは勿論のこと、F-Droidにすらアプリが無く、レポジトリすら存在せず、インストールするにはGitHubのリリースを見るしか無い…そんなアプリを管理するためのマネージャー。
スクレイピングやってるため追跡可能なサービスは多岐に渡り、F-Droidレポも含め追えないやつは無いに等しい。唯一の欠点もここにあり、サービスの変更ですぐ使えなくなったりするとか。とはいえ使いこなせる自信があるなら、ぜひおすすめしたいアプリの一つである。

㉔ KernelSU☆

これをここで紹介していいものかと迷ったが、まあ単独記事にする程でも無いと判断したので最後に記載。
Superuser→SuperSU→Magisk(系)に続く2023年発のroot化ツール。root化必須というかroot化そのものを行うやつなので当然☆つき。
Magiskとは根本原理が異なり、Androidのカーネルにスーパーユーザー関係のファイル入れちゃえばいいじゃん!という発想で作られた。その実Magiskとの互換性も意識されており、主要なモジュールは引き続き使い回すことが可能という親切設計。
最近はこれにインスピレーションを得たさらなるツールも登場した
コンセプト自体はかなり前からあったようだが、本格的に広まったのはGKI(汎用カーネル イメージ)による一定のカーネル統一化が図られた2022年後半~2023年はじめ頃から。
私がさくっとKernelSUを使ってみて感じたメリットとしては、

  • 検知のされにくさ(それまでのroot化ツールと違い、スーパーユーザーをホワイトリスト形式で適用するため。DeltaのSuListが近いか)、ただしSU自動適用はしてくれないためその点で人を選ぶかも

  • オリジナルMagiskでは起動が難しい、独自に強力な検知を行うアプリにも対抗できる、がZygiskを隠すという点ではDeltaに軍配が上がる

  • フォントモジュールにバグが起きない(現在はMagiskでも大丈夫)

  • システムブート速度が明らかにMagisk/Magisk Deltaより早い

ということが上げられる。正直なんでもっと早く使わなかったんだと後悔を覚えたレベル。
以前は汎用GKIを使うモードだけだったが、v1.0以降は未改変カーネルの上から被せるLKMモードも実装された。理論上はLKMの方が検知に強く、作者も(WSAやWaydroidなどのエミュレータで無い限り)こちらを推奨している
個人的には検知回避と取り回しの良さから、メイン機で使うべきroot化ツールだと強く感じている。実際我がメインZenfone 9にはかれこれもう1年以上こやつが居座っています。
メイン機をBLUするのはどーなのよという意見はここでは受け付けません。


…と、とりあえずこんなところで。ブラックなアプリ隔離所はどっかに隠しリンクを組み込んでますので、好きに探してください。
ぶっちゃけ広まっても困る代物なのでヒントは最小限。かつ定期的に場所は変えてます。某VTuberの時みたいな手段をやられると流石にお手上げだけど
???「いや待て、なぜ俺の隠しリンク場所を熟知してるんだ」
ヒントワードを1つ:UnderGround。

おしまい。



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コメント

20
MONE FIERA
MONE FIERA

>shumi 様
基本的に型作って使いまわしてるので確実に全カラーでそうですね…私のCrimsonateでも確認しました。
ご報告ありがとうございます、至急修正版に置き直すのでお待ちください。

Takashi
Takashi

作成するお時間があればで良いのですが、背景が白、鳥が青(通常のTwitterアイコンと色が逆)のバージョンが欲しいです。

MONE FIERA
MONE FIERA

>Takashi 様
作成してみました。不具合があればお知らせください…
注意点は他のOriginのv10.62.1と一緒です
https://gofile.io/d/0BsbQh

Takashi
Takashi

早速の対応ありがとうございます。
問題なく使えてます、大変助かりました

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長いこと書こうと思った時用のものです。 ガジェット(Androidカスタム)系が多いですが、 できればゆずりさの記事の方を見てもらいたいです。
使ってるAndroid野良アプリ一覧(健全)(おすすめ)|MONE FIERA
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