乙部町で死んだハヤブサ 鳥インフルの感染確認 野鳥で今季初

先月30日、道南の乙部町でハヤブサ1羽が死んでいるのが見つかり、遺伝子検査の結果、高病原性の鳥インフルエンザウイルスに感染していたことが確認されました。野鳥の感染が確認されたのは、今シーズン国内で初めてです。

道によりますと、先月30日、乙部町でハヤブサ1羽が死んでいるのが見つかり、国立環境研究所が遺伝子検査を行った結果、高病原性の「H5型」の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。
国内の野鳥で高病原性の鳥インフルエンザに感染しているのが確認されたのは今シーズン初めてだということです。
死んだハヤブサが回収された地点から、半径3キロ以内には養鶏場はなく、現時点で、道内の養鶏場で異常があるという報告はないとしています。
道では、死んだり衰弱したりしている鳥などの野生生物を見つけても素手では触らないよう呼びかけるとともに、養鶏農家などに対し、消毒を徹底するなど注意するよう呼びかけています。

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