首都圏で強盗事件が相次ぐ中、10月14日、千葉県鎌ケ谷市で起きた強盗目的とみられる住宅侵入事件で、千葉県警は23日、保育士と会社員の男を逮捕したと発表しました。
住居侵入の疑いで逮捕されたのは、いずれも東京都に住む保育士の前田祐一郎容疑者(25)と、会社員の河合優介容疑者(31)です。
県警によりますと、前田容疑者らは10月14日未明、仲間と共謀して、鎌ケ谷市内の住宅に窓ガラスを割って侵入した疑いが持たれています。
住人が物音に気付き、声を上げたことから、容疑者らは何も取らずに逃げたとみられます。
調べに対し、前田容疑者は「SNSで『資金調達』と検索し、闇バイトに応募した」「秘匿性の高い通信アプリで指示を受けながら犯行に及んだ」などと供述しているということです。
県警は、首都圏で相次ぐ一連の強盗事件と関連があるとみて捜査しています。