日本人とエイリアンの謎:その1

 

 ここのところ、謎系の連載が全然出来なかった。きっと、そこには意味があるのだろうが、とにかく最近はめちゃくちゃな忙しさなのも事実である。もう、毎日のように番組を制作し、台本を作り、出演者の弁当手配までやっている。P、D、AD、パシリと何でもござれの状態で、本当に時間が足りない。だが、令和のこのタイミングで、そうした状況に陥るのは、やはり何かしらの理由があって「やらされている」としか思えないのである。

 

 何度も書いているが、「令和」は最後の元号である。これまでは世に現れてこなかった「隠されてきたもの」が、社会の表面に登場する。オカルトとは「隠された叡智」のこと。決して頭の悪い連中が言う「陰謀論」ではない。「陰謀論」とは「権力者共同謀議」のことで、簡単にいえば英国と米国を裏から操っている連中が企む世界支配計画のことである。その連中と対峙しなければならないのが「大和民族」たる日本人の使命である。

 

 世界最強のオカルト国家「日本」と、世界権力を握る者たちが最も隠したい秘密が「エイリアン」であり「UFO」のことである。そして今、世界各地でUFOが公然と姿を現し始めている。そう、時が近づいたのである。だからこそ、「日本人とエイリアン」について書かねばならない。それは50年間もオカルト追いかけてきた筆者の役割でもあると思っている。たぶん、長い連載になりそうだが、ぜひ、お付き合い願いたい。

 

 

◆「平成」と「エイリアン」 

 

 「大和:ヤマト」とは「ヤ・ゥマト」で、「創造神ヤハウェの民」という意味であり、その「神の民」が住むのが「大和=日本」である。つまり、日本は「神の国」である。この国には未だに「元号」が存在し、元号は天皇陛下が他界されると変わる。それは時代の節目でもある。「大化」から始まった元号も「令和」で終りとなる。

 

 日本は「世界の雛形」である。よって、日本が変われば世界が変わる。元号という時代に与えられた名が変われば、名は体を表すという諺のごとく、人類史の潮流、いわば潮目が変わるのである。昭和天皇が崩御された1989年、64年続いた元号は昭和から「平成」へと変わった。昭和天皇は晩年に体調を崩され、昭和62年9月、宮内庁病院において手術をうけられ、公務の一部ができるまで快復されたが、翌63年9月、再び体調に異常をきたし、療養に努めるも、昭和64年1月7日午前6時33分、吹上御所において崩御された。 

 

 

 新たな元号は「平成」と決まった。「平」は「一+八+十」で、平成とは「イワト成る」と考える人達も一部にいた。が、当時のほとんどの日本人はバブルに浮かれ、この世の春を謳歌していた。株、土地、建物、絵画、宝石など各種の資産価格が、投機目的で異常に上がり続け、その結果、それらの資産額が膨らみ、大きな評価益が発生しているかのように見え、皆が金持ちになったかの幻想が膨らんだ。

 

 なにせ、東京の山手線内の土地を売ればアメリカ全土が買えると言われた時代である。人々は金と欲望に突き進んだ。1万円札を見せびらかしてもタクシーの乗車拒否は当たり前、にわか土地成金や株成金が巷に増え続け、昼の世界も夜の世界も狂ってしまった。ある意味で日本人の精神が崩壊したのはバブル期だとも言える。SONYはコロムビア・ピクチャーズを、三菱地所はNYのロックフェラー・センターを買収。ワイキキのほとんどのホテルは日本人がオーナーとなった。アメリカの「象徴」を次々と日本企業が買収したのである。これが「1989年」の出来事である。

 

 しかし、全てはアメリカを裏側から仕切る者たちによる「仕掛け」でしかなかった。アメリカでは日本叩きが始まり、やがてバブルが崩壊、全てを二束三文で手放さざるをえなくなる。しかし、まだこの時には、やがて訪れる経済恐慌や「失われた30年」と形容される暗黒の時代が訪れることなど想像せず、ただ狂乱の祭りのごとく楽しんでいたが、そんな浮かれた時代の絶頂期に「元号」が変わったのである。

 

 

 「時は来た」と判断した者がいた。それは、エイリアンである。とはいっても異星人ではない。宇宙人ではあるが、地球上には住んでいない「異邦人」である。世にいう「未確認飛行物体:UFO」を製造し、飛行しているのは彼らである。アメリカ軍の上層部は、そのことを理解している。彼らは何者かを知ったうえで、全てを隠蔽し、情報操作を行っている。エイリアンが遠い星の宇宙人という概念を映画やメディアを通じて一般に流布させた張本人は、アメリカ軍の諜報組織「国家安全保障局:NSA」であり、彼らを手足のように使っているのが、強大な力をもった軍産複合体をバックに設置された「影の政府:シークレット・ガバメント」である。

 

 彼らはエイリアンの正体を知った上で、緻密な国際戦略を立てている。なかでも戦略の中枢に置かれたのが、この日本である。日本は戦争に負け、マッカーサー率いる「連合国軍総司令部:GHQ」の統治下となり、これを継承したのがアメリカ「国防総省:ペンタゴン」である。それを表すのが「日米合同委員会」で、アメリカ軍と日本の在日高級官僚によって組織されたこの場には、選挙で選ばれた政治家は一人もいない。委員会といっても会議ではなく、アメリカ軍からの司令を在日官僚が受け、それを実行していく。よって政治家には本当のことは教えない。軍事機密はもちろん、トップ・シークレット扱いのエイリアン情報は、日本政府は知る由もない。

 

「国家安全保障局:NSA」

 

 日本の「アメリカ大使館」の正体は「極東CIA本部」で、「横田基地」に「NSA」の関連施設が置かれ、日本の首都圏上空はア
メリカの空域(横田空域)とされている。「横田基地」の「NSA」は、マサチューセッツ州ホプキントンに本社を置く世界最大のストレージ機器開発企業で世界最大級のテクノロジー企業「DELL社」の関連施設で、NTT、docomo、Softbank、au等が裏取引し、携帯使用者の個人情報の全てを「DELL社=NSA関連企業」に提供、最終的に軍事通信傍受「シギント」システムの「エシュロン」で統括されている。

 日本の全スマホユーザーは、スマホ本体に組み込まれてあるマイクシステムで、通話しなくても日常会話の全てが「エシュロン」に傍受され、AIによる「ディープラーニング」と「アルゴリズム」で、反アメリカ発言、反ロスチャイルド&反ロックフェラー発言、反西側陣営発言、反資本主義かを、メールを含め、全て個別にビッグデータにファイルし、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの主要白人5カ国で共有、日本と日本人を監視している。

 この主要白人5カ国は有色人種の日本を含まない「UKUSA協定」を締結して「ファイブアイズ」を構成、UKUSA協定グループのコンピュータネットワーク「エシュロン」の情報を共有しているのである。

 

「国防総省:ペンタゴン」

 

 「日米合同委員会」を通じたアメリカ軍(ペンタゴン)からの司令の裏には、エイリアン問題がある。エイリアンを念頭において日本に司令を下しているのだ。アメリカ軍の対エイリアン戦略において、日本は不可欠な存在なのである。日本なくしてエイリアン問題を語ることができないことを、シークレット・ガバメントはいやというほど認識しているのである。それゆえ、日本の元号が平成へと変わった時、彼らはエイリアンの動向を注視した。あらゆる手段を使って調査した結果、案の定、エイリアンは壮大なる計画のもとに行動を開始したのである。

 

 1989年、お隣の中国では民主化運動が起き「天安門事件」が勃発した。旧ソ連と東ヨーロッパの国々からなるソビエト連邦が崩壊。発端となったのは東ドイツで、東と西を分断していた「鉄のカーテン」であった「ベルリンの壁」が破壊され、翌90年に東西ドイツが統一。91年にはソビエト連邦最高会議が解散し、72年続いたソ連も崩壊した。が、歴史学者や評論家が決して言及しない事実がある。東欧革命が成功した裏には、もう一つ重要な背景がある。エイリアンである。なぜか。1989年、ヨーロッパ上空に、エイリアンUFOが飛来していたのである。

 

<つづく>

 

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