Xperiaスペシャルコンテンツ

星景写真家|湯淺 光則

スマートフォンとは思えない驚きの表現力。Xperiaなら美しい星景写真が撮れる。

Xperia 5 V

Xperia 1 V

スペシャルインタビュー

2023/11/28

湯淺 光則 フォトギャラリー

星景写真家湯淺 光則
星景写真家、星のソムリエ®(星空案内人)、NORI星景写真講座主催。星空が中心の「星景写真」をはじめ、姫蛍や海蛍、光るキノコなど、夜に光る自然物を主に撮影する。リアルネイチャーフォトグラファーでありながら、ファンタジックな写真も得意とする。登録者3万人超のYouTubeチャンネル「NORI PHOTO」を運営。

『進化したXperia。「スマホで撮影したとは思えない」星景写真の美しさ』

撮影地:兵庫県 / Xperia 1 Vで撮影 / 設定:Mモード / 24㎜レンズ / シャッタースピード:30秒 / ISO:1600

この夏の大三角形付近の天の川の写真は、Xperia 1 Vで撮影しました。シャッタースピードを30秒にして、ポータブル赤道儀で追尾して撮影しています。この写真は画像編集ソフトでノイズ軽減機能による補正を加えているものの、ISO1600程度であれば高感度ノイズはさほど目立たず、鮮明な星空を捉えられました。
星景を鮮明に表現できるようになったのは、24㎜のレンズに搭載された新世代センサーのおかげでしょう。より多くの光が取り込める新構造を採用し、サイズも前機種比で約1.7倍。ノイズが目立ちがちな暗所の撮影をストレスなくこなせます。Xperia 1 VとXperia 5 Vで実際に撮影した星景写真をSNSに投稿したところ「スマートフォンとは思えない」、「デジタル一眼カメラで撮影したかのよう」といったコメントを多数頂きました。「スマホでも撮れる」から、「スマホで撮ったとは思えない」に進化したのです。

Xperia 1 IVとXperia 1 Vのセンサーサイズ比

新世代センサー「Exmor T for mobile」

Xperia 1 V・Xperia 5 Vの広角レンズに搭載された新構造のセンサー。前機種比で約1.7倍*1に大判化した新開発の2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサーで、より多くの光を取り込め、高感度・低ノイズな撮影を実現しています。また、最新の画像処理技術との組み合わせで、フルサイズセンサーを搭載したデジタルカメラ並み*2の撮影を可能にしています。

  1. *1 Xperia 1 IVの広角レンズに搭載されているイメージセンサーとの対比。
  2. *2 LV(Light Value)2以下の照度環境における静止画の耐ノイズ性能およびダイナミックレンジにおいて。
    ソニー製のフルサイズセンサー搭載デジタルカメラとの比較。

『デジタル一眼カメラαTMシリーズから継承した設定画面でマニュアル&RAW撮影。環境に適した露出にできて補正もしやすい』

撮影地:兵庫県 / Xperia 1 Vで撮影 / 設定:Mモード / 24㎜レンズ / シャッタースピード:15秒 / ISO:2500

美しい星景写真が撮れるのはセンサーの進化以外にも、デジタル一眼カメラαシリーズから継承された設定画面で本格的なマニュアル操作ができることと、RAWデータで撮影ができることが関係します。
たとえスマートフォンのセンサーの性能がアップしても、フルオートで感動的な星景を記録するのは難しいと思います。しかし、XperiaにはISO感度やシャッタースピードなどを任意に調整できる「Photography Pro」がプリインストールされており、環境に適した露出設定が行えます。デジタル一眼カメラαシリーズを使っている人なら、よりスムーズに操作できるはずです。
また、Xperiaはカメラ内部で現像処理を行わない非圧縮のRAWデータでの撮影ができ、画像編集ソフトによるノイズ軽減や緻密な補正が可能。自分が狙った通りの作品に仕上げられます。

Photography Pro

ソニーのデジタル一眼カメラαなどの本格カメラの操作性や機能を追求したフォト撮影専用機能のこと。αから継承されたUIによって、さまざまなマニュアル設定ができるほか、ファイル形式は「RAW」「RAW + JPEG」「JPEG」から選択可能です。

Photography Proの設定・撮影方法についてはこちら

『Xperiaならデジタル一眼カメラでも難しいとされる、光るキノコがきれいに撮れる』

撮影地:兵庫県 / Xperia 1 Vで撮影 / 設定:Mモード / 24㎜レンズ / シャッタースピード:15秒 / ISO:2000

星空や夜景、蛍など暗所での撮影が多い私が、最高難度だと思っているのが深夜の光るキノコの撮影です。星景写真よりさらに光が少ない環境になるため、正直、Xperiaで撮影するのは難しいだろうと、あまり期待せずに挑戦しました。しかし、実際に撮ったところ、照明類を一切使っていないにも関わらず、想像を遥かに超えた鮮明さ。よりきれいに仕上げるため、画像編集ソフトでノイズ軽減機能による補正を加えました。
これだけ繊細な被写体をスマートフォンで撮影しようというフォトグラファーはなかなかいないと思いますが、新世代センサーを搭載したXperiaが、優れた暗所撮影性能を備えていると伝える好例になったのではないかと自負しています。

『手持ち撮影でも納得できる仕上がりの夜景ポートレート』

撮影地:兵庫県尼崎市 / Xperia 5 Vで撮影 / 設定:BASICモード / 24㎜レンズ / シャッタースピード:1/8秒 / ISO:800

夜の大阪梅田でモデルさんのポートレートを撮りましたが、スマートフォンなら人の多い街中でも気楽かつスマート。
新世代センサー搭載のXperiaは照明機材や三脚などを使わなくても街明かりだけできれいに撮影でき、モデルさんが驚いていました。
また、夜の展望台や工場地帯でもXperia 5 Vによる撮影をしました。片手に照明を持ってのワンハンドでしたがブレずに美しく写り、新しいXperiaは暗所にかなり強いと実感しました。

『人気が高まる星景写真。Xperiaなら気軽にチャレンジできる』

撮影地:和歌山県白浜町 / Xperia 5 Vで撮影 / 設定:Mモード / 24㎜レンズ / シャッタースピード:15秒 / ISO:2500

カメラの進化により、星景写真の撮影を楽しむ人が多くなりました。一方、高性能のデジタル一眼カメラや相応のギアを持っていないからと星景写真の撮影を諦めている人も多いと思います。しかし、新世代センサー搭載のXperiaならご覧の通りの高い表現力で撮影可能です。SNSへも自信を持って投稿できるでしょう。マニュアル撮影の入門としてもオススメします。

湯淺 光則流
Xperiaで美しい星景写真を撮る方法

ポイント1

ISO感度とシャッタースピードが設定できるM(マニュアル露出モード)で撮影

※画像はイメージです。
星景写真を撮影する場合には、長時間露光が必須です。Photography Proの撮影モードをMにすると、ISO感度とシャッタースピードを長時間露光に適した数値に設定できます。ISO感度は上げすぎず(1600~2500程度)、シャッタースピードを15〜30秒にするのが目安です。感度の上げすぎはノイズ増加に繋がるので注意してください。
ポイント2

ブレ防止のため三脚&セルフタイマーを使う

長時間露光が必要な星景写真は、わずかなブレでも仕上がりに大きく影響してしまうので、カメラが動かないようにしっかり三脚で固定してください。さらに、セルフタイマーを使えば、シャッターを切る瞬間に本体に手が触れずに済み、ブレ対策はより万全になります。
ポイント3

レンズフィルターを使って、星の輝きをわかりやすく

Xperiaのレンズ前にソフトフィルターをかざすと、光の強い星を意図的に滲ませられ、明るい星がより大きく写ります。星それぞれの色も出しやすくなるので、星座や天の川をしっかり表現できます。
ポイント4

RAWで撮って画像編集ソフトを使い、より鮮明に仕上げる

写真のファイル形式は、撮影後に細かい編集が可能なRAWを選びます。美しい星景写真を実現するにはノイズ軽減処理はもちろん、明るさや色味等の調整も欠かせません。最近は画像編集ソフトのノイズ軽減機能が進化しているので、スムーズに仕上げられます。また、スタックや加算平均合成などと呼ばれる、写真を複数枚重ねる合成処理と、画像編集ソフトによる補正を組み合わせるとより鮮明さがアップします。
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