Post

Conversation

早稲田大学に対して問い合わせをしました どこに連絡していいのかわからずお便りしました。もしご担当でなかった場合は大変恐縮ですが、担当部署をご教示頂ければ幸いです 初めてのご連絡となります。福島県鮫川村で農業を営んでいる阿久津修司と申します。貴学辻内琢也人間科学学術院教授の研究不正の可能性と不適切な対応についてご相談させていただきたく存じます。 これまでの概略について簡単にご説明いたします。 私を含めた福島の農家は特にこの夏以降、早稲田大学鴨下琢也ゼミ所属の学生である鴨下全生氏から「流通してる農作物が汚染されている」など、農家の収入に直結するような(偽計業務妨害と言っても過言ではないような)誹謗中傷を執拗に受け続けております。再三の抗議をするも全く取り合って頂けません。 以下に実例の一部を提示致します。 ①x.com/hibakuyada/stax.com/hibakuyada/sta また、鴨下氏が福島県出身・在住ジャーナリストの記事を侮辱したことで同氏から鴨下氏に対し正式な抗議と反論記事が出されましたが、鴨下氏は無視を貫いています。 「子どもが鼻血を洗面器で受けた」「被曝が遺伝する」…福島を苦しめ続ける「原発事故の根拠なき誤解」に反論する gendai.media/articles/-/137 所属する辻内ゼミに問合せをしたところ、辻内教授から大変問題ある対応が取られ、更には研究不正の可能性まで示唆されました。(以下、辻内ゼミのブログアドレス) blog.livedoor.jp/tsujiuchi_labo 具体的には、大きく以下の3点です。 1.辻内教授のブログへの抗議に対して、私の個人情報を勝手に調べた上で郵送にて私信を送り付け、表立って意見しないように迫られたこと 2.「フクシマ型PTSD」なる差別的な造語を用いた病名について 3.不正な調査方法を用いた研究手法と利益相反について まず1について、私は辻内教授のブログに問い合わせをしました。ご承知のとおり、ブログは双方向でやりとりができるものです。仮に、それに何か差し障りがあるとするならば、私はX(旧Twitter)なども公開していますから、そこに連絡をしてくることもできたはずです。しかし辻内教授はこれらに公の場で応えず、突如として 私に手紙を郵送する対応を取りました。 まず「調べなければ分からない情報(住所)」を調べ上げ、唐突に手紙という手段をとられたことに驚き、恐怖しました。手紙の内容はご返事があった場合別途画像を添付しますが、なぜ公で投げかけられた質問に対し、手紙という手段をとったのか。勝手に住所を調べ上げた上、非公開の手紙で返信されたのか理解できません。この対応は反社会的勢力による典型的な恫喝・脅迫手法にも共通するものであると私や家族は感じ、友人の多くも私の身の安全を懸念し続けています。 なぜ辻内教授はこのようなことをしたのでしょうか。そして、そもそも辻内教授の研究は 福島に関するものであるにもかかわらず、なぜ福島の農家も含めた社会による公の場での議論に応じられないのか。当事者の反論には堪えられない机上の研究であったのでしょうか。 繰り返しますが、私は辻内教授の一連の対応によって強い恐怖を覚えています。これらについて、早稲田大学様の公式な見解を公の場で公開することを強く求めます。 2について。WHO(世界保健機関)は差別スティグマを防ぐ目的から、病気に地名・人名を用いることを避けるよう勧告しています。たとえば近年でも、Covid-19を「武漢ウイルス」と呼ぶのが不適切であることなどが良く知られています。 ところが、辻内教授の研究ではWHO勧告を無視した「フクシマ型PTSD」なる独自造語を付け、病名であるかのように広めています。まして片仮名表記の「フクシマ」は、小菅信子山梨学院大学教授やジャーナリスト林智裕氏らの研究で、より被害者性を強調しスディグマを強化するものであることが明らかにされているにもかかわらずです。 過去、福島県の農家は「オウムと同じ」などと誹謗中傷され、悲しい出来事もありました。鴨下氏、辻内教授の発信や「フクシマ型PTSD」なる研究と命名は看過できません。 私は、福島で自信を持って米を作っています。危険な場所で危険なものを作っているわけではありません。早稲田大学内の研究室から発信されているヘイトスピーチにも等しい偏見差別を、早稲田大学様がコンプライアンスという観点からどのように位置付けているのか、 福島県民が差別につながるほど侮辱されていたとしても学問の自由だから問題ない、とのスタンスなのでしょうか。正式なご返答を頂きたいです。 3.辻内教授のゼミの研究手法自体にも深刻な問題点があります。 たとえば先日も、ゼミの福島県内のフィールドワークに於いて線量計を不適切に使用し 、それによって得られた数値を公表して「危ない地域」とするかのような行為が確認されました。線量計の不適切な使い方で得た不正確な数値を根拠にした研究発表をし、それをもって福島は危険だ、不安であっても仕方ない、PTSDが出ているという研究成果を度々公表し、さらには教育の場において学生がそれと軌を一にした差別発言を公開し続け、多数の抗議の声にも全く反応しないどころか、むしろそれを大目に見ろと言う。この行為は利益相反的で、研究不正に当たらないのでしょうか。 (該当ブログ) blog.livedoor.jp/tsujiuchi_labo また、辻内氏が行ったアンケート調査の低い回収率と、それが基にされた根拠薄弱な立論、それらを以て「フクシマ型PTSD」なる症例があるかのような結論に強引に導こうとする結論ありきの手法に対する疑問も寄せられています。 x.com/kikigaki_owl2/ x.com/kikigaki_owl2/ 繰り返しになりますが、私は一福島県民として大変傷つき、憤慨しています。個人情報を勝手に調べての辻内氏による密室的な対応に恐怖しています。仮に「フクシマ型PTSD」なるものがあるとすれば、辻内教授及び所属する鴨下全生氏が自ら福島に加害し引き起こした上で、それを自ら研究成果としているとさえ言えるのではないでしょうか。 また、一農家が農繁期である中、早稲田大学の身勝手な研究手法によってこのように反論対峙する必要に迫られていることも大きな損害です。 私だけではありません。福島に暮らす高校生は、自分の作品が鴨下全生氏から「恨みを持つような教育をされてきた結果」という趣旨の侮辱をぶつけられ、『「私は福島の学校に通い、福島の人から話を聞き、福島のことを考えている。決して大人に操られているわけでなく、自分の意思で福島にいる。こんな言葉で傷つかない」と胸の中で反論した』と反論しています。なぜ、我々福島県民は、ただ福島に暮らしているだけで、県外の人間からの理不尽に傷付き、反論対峙を強いられているのか。いつまで続くのか。 早稲田大学様は、これらに対しどのような対応を取るのか具体的にご教示ください。 huffingtonpost.jp/entry/story_jp x.com/hibakuyada/sta 辻内教授の手紙に対し私は10月14日、公の場で反論しました。 x.com/uimontyo/statu この反論は64.2万件以上表示され、4180件以上のいいねを受ける」など、大きな注目をされています。鴨下氏らにもリプライが向かっており、必ず目に触れているはずです。 ところが1週間待った22日現在、辻内琢也教授からも鴨下全生氏からも何ら反応は得られていません。このまま何事も無かったかのように逃げ切り、私たちは泣き寝入りを強いられるのでしょうか。 学生による福島県民への非科学的な誹謗中傷、辻内教授のフクシマ型PTSDという差別的なスティグマ、公開の場での議論や批判に耐えられない不適切な研究手法。私たち福島県民はこのような差別的研究の材料になるために、日々頑張っているわけではありません。これは早稲田大学の信頼を揺るがしかねない問題であり、ゼミと学生本人からの返事が無い以上、やむなく今回、大学側にこうして質問書を送るに至りました。 誠に勝手ながら10月31日17:00時までに、必ずご担当者と部署をご明記の上で、公開でのご回答をお願い申し上げます。