【長文です】
ディディ逮捕。90年代からUS R&B/ヒップホップに溺れてきた人にとって、これほど落胆するニュースもないだろう。もちろんぼくもそのひとり。好きな作品は数知れないし、彼のスタジオDaddy's Houseを訪ねて対話を重ねた経験は、その後プロデューサーに転向するきっかけのひとつにもなった。
とはいえ被害に遭った方々の心情を思えば、感傷にひたってる場合じゃない。彼名義の曲はもちろん、プロデュース作品もラジオでかけたりする気にはならない。いま準備しているR&Bディスクガイド(‼︎)の選盤にも大きく影響するのは必至だ。
「人と音楽は別、音楽に罪はない」とぼくは思わない。思えない。人権を侵してまでも芸術が存在する正当性なんてある筈ないからだ。そんな浮世離れした貴族みたいな考え方は、ぼくにはできない。
彼の曲を公共の場で流したり、過去の仕事を褒めたりするのは、ディディが無罪放免となってからでも遅くはないと思うのだ。その可能性もゼロではないのだから。
自分にとってはライターの仕事をしていたころの記念碑的意味合いがあった彼とのツーショット写真も、去年仕事場の壁から外しました。
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