物価高騰や経済状況の悪化に直面する学生を支援しようという取り組みです。仙台市の東北工業大学で22日、学食のカレーを100円で提供する取り組みが行われました。
仙台市太白区にある東北工業大学の学生食堂は、講義を終えた学生たちでにぎわっていました。

お目当ては、学生たちに人気の定番メニューで豚肉や野菜がたっぷり入ったカレー。普段は1食350円のカレーを100円で販売する「100円カレーDAY」が行われていたのです。

学生:
「食費が結構かかることが多いので100円で食べられることはすごくありがたい」「メガです。(Q、メガでいくら?)メガで200円です、お財布にやさしいです。こういう日があるととても助かります」

「ちょっと辛いんですけど、めっちゃおいしかったです。お昼はお弁当とか、時間ない時はコンビニで済ませちゃうんですけど、この日はカレー食べに来ます」

この取り組みは、コロナ禍でアルバイト収入が減った学生を経済面で支援しようとおととしから始まり、現在も毎月5回行われています。

22日は、東北工大の2つのキャンパスであわせて976食のカレーが提供されたということです。