首都圏で相次ぐ強盗事件のうち、埼玉県所沢市の住宅で80代男性を暴行し現金を奪ったなどとして、さいたま地検は22日、強盗致傷と住居侵入の罪で実行役とされる前橋市の飲食店店長、海藤貴志容疑者(43)ら男3人を起訴した。捜査関係者によると、いずれもSNSで「闇バイトに応募した」とする趣旨の供述をしている。
他の2人は神奈川県小田原市の会社員、佐藤聖峻容疑者(25)と、東京都世田谷区のアルバイト、和佐裕夢容疑者(28)。
起訴状などによると、3人は氏名不詳者らと共謀し1日、所沢市の住宅に侵入、住人男性を包丁で切り付けるなどし、男性と80代妻を粘着テープで縛った上、約16万円などを奪ったとされる。