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橋下徹弁護士、闇バイト事件解決に「サイバー空間に限っておとり捜査認めるべき」

2023年2月11日 15時05分

橋下徹弁護士

橋下徹弁護士

 元大阪府知事、大阪市長の橋下徹弁護士が11日、読売テレビのトークバラエティー番組「今田耕司のネタバレMTG」に出演。フィリピンから強制送還された「ルフィ」らによる広域強盗事件に関して、SNS闇バイトの抑止に「おとり捜査を認めるべきだ」と持論を展開した。
 番組では、発端とされる闇バイトを紹介。SNSを使って実行犯や運転手役を募集する手法を説明。橋下弁護士は「捕まれば普通の犯罪で処罰されます。(闇バイトは)捕まらないんですよ。捕まるのは実行役で、一番大事な指示役にはなかなかたどり着けない」と背景を解説した。
 司会の今田耕司から「犯罪組織の中で、このやり方がはやっている?」と尋ねられると「はやっています。ネットなんかでウジャウジャ犯罪が誘われている」と断言した。さらに「リアルの世界だとすぐに足がつきます」と続け、捜査員が摘発に向けた“おとり捜査”を拡大するよう強調した。
 日本の警察のおとり捜査が麻薬や銃刀法違反、競馬のノミ行為程度しか認められていないことにも触れ、「警察のサイバー部隊が、闇バイトみたいな誘いがあると『これは犯罪に触れるからやめてくださいね』と注意することまでしかできない」と説明。警察の捜査について、相手に知られていると効果が限定的になる事を指摘した。
 一方で、「行き過ぎたおとり捜査」が犯罪を作り出してしまい、冤罪(えんざい)などの権力の乱用も繋がりかねないとも話した。ただ「サイバー空間に限って認めるべき」とする橋下弁護士の話に、出演者からは法律制定などを進めるほか「犯罪者にとってリスクがすごくある環境にしないと」と言った意見も出た。

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