単行本のカバーを無償で描いてと編集が作家にお願いする事は完全に慣例化してるんで、編集側も良く考えずに作家に単行本作業してもらう際に当然の様に流れで頼んでるんだよね。んで金は?って聞くと平然とした顔で出ませんって言うのよ。それに対して釈然としないまま、新人とかだと皆それでやってるという話をされて飲み込んでいる。雑誌から流用するのが基本とか知らんし教えても貰えんよ。なんなら編集側も知らないって場合あるんじゃない?
後々おかしいと思った時にお金くださいとお願いすると基本嫌がる。恐らく掲載という概念が単行本のカバーや表紙等には無いので、編集長なとに掛け合っても話が通らないのが分かっているから面倒なのだろう。だからよくわかんないけど描く方向で合意しちゃって、金が出ないのに「描かされてる」気持ちになって苦しくなるのもよく分かる。
ただ、俺の意見はどうしても金が欲しいなら嫌がられても渋られても交渉して原稿料が発生する方向に持っていかなければならないと思う。話が通じない取引先なのであれば切るべきだし、カバーも描かないと毅然と断るべき。そこをなんとかとお願いされても折れないべき。
それが自営業の世界だと思うんでな。漫画家とかクリエイターとか言う前に自営業者として自覚してない人も目立つから。
自営業は全て自力で何とかしなきゃならんよ。報酬の話だって確定申告だって年末調整だって金勘定は全部だ。自分一人で全部やれって事じゃない。アシスタントは勿論、税理士雇うとか弁護士雇うとかエージェント雇うとか、雇う立場だからな。社長みたいなもんだよ。今の時代、SNSで騒げば割と事が動くことが多いし、不満をぶちまけるのは1つの手段かも知れない。でも毎回その方法取ると知らぬ間に信用を失うので商業誌で仕事したいなら影響を考えた方がいいね。結構名のある作家が不満をぶちまけてるのも見るけど、新人作家のうちからアレを真似したら結構やばいよ。
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