定番の絵本はもう読み尽くしてしまった…子どもの絵本のレパートリーを増やしたい!
とお悩みの方、いらっしゃいませんか?今回は今の時期にぴったりな梅雨にまつわる絵本をご紹介します。
雨の日は外遊びができず室内遊びに限られてしまうし、なんだか空もどんよりしていて気分も上がりにくいですよね。そんな梅雨のじめじめした雰囲気を吹き飛ばせるような、読んでいて楽しい気持ちになる絵本を年齢別で10選ご用意しました。
読み終わったころには、雨が大好きになれるような楽しい絵本ばかりですので、ぜひご覧ください。
1 梅雨に読みたい!気分が上がる絵本5選 -1~3歳向け-
梅雨と聞くと雨で外遊びもできないし室内遊びのレパートリーも限られてしまいますよね。
そんなじめじめした気分も吹っ飛ばせてむしろ雨も楽しいかも!と思える絵本を10選紹介します。
梅雨らしい色合いの可愛い絵本から歌遊びも一緒にできるような楽しい絵本を集めましたので是非ご覧ください。
1-1 かみなりどんがやってきた
文: 中川 ひろたか 全32ページ
こちらの絵本は『かみなりどんがやってきた』という手遊びに合わせて読むことができる絵本です。
かみなりどんがやってきた♪ドンドコドン♪というリズミカルな手遊びと一緒に読み聞かせてあげると遊び感覚で読むことができ喜んでもらえるのではないでしょうか。
手遊びが分からない方は『かみなりどんがやってきた 手遊び』とYouTubeで検索してみてください。色々な方が手遊びを紹介しています。
絵本を読みながらお子さんと一緒に手遊びすると喜んでくれること間違いなしです。
1-2 どしゃぶり
文: おーなり 由子 絵: はた こうしろう 全32ページ
こちらの絵本は、「ぽとととと ぴしゃっ」や「ずだだだだだだだ」などの少し変わった雨の擬音語がたくさんでてきて雨の音・におい・冷たさなどを絵本をとおして楽しむことができます。
読み終わった後には窓を少し開けてみて雨の音・におい・冷たさを実際に感じてみてもいいですね。
子どもの視点で描かれる雨の世界…とても楽しそうで子どものころ雨の中で遊んだ記憶がよみがえってきます。
1-3 おさんぽおさんぽ
作・絵: 広野 多珂子 全20ページ
小さいころ雨の日の楽しみはお気に入りの長靴を履いて水たまりにちゃぽんと入ること!そんな方も多かったのではないでしょうか。
こちらの絵本は長靴を履いて散歩している様子をとてもシンプルかつ丁寧に描いています。
水が滴る様子もリアルに描かれているので実際に水遊びをしているような気持ちになれます。
雨の日ならではの楽しみ方を見つけてみてください。
1-4 あめ ぽぽぽ
作: ひがし なおこ 絵: きうち たつろう 全24ページ
こちらの絵本は雨の日がなんだか愛おしくなるような柔らかい絵柄とリズミカルな雨音が魅力的な絵本です。
『ぽぽぽ』や『きらきら』『じゃくじゃく』など雨をいろいろな表現で表していて大人も子どもも楽しい気持ちになります。
歌人として有名なひがしなおこさんの絵本らしい音が特徴的な季節感を感じることができる雨の日にこそ読みたい絵本です。
1-5 ぴっちゃんぽっちゃん
作・絵: accototo ふくだとしお+あきこ 全24ページ
こちらの絵本はグレーの毛並みがとてもかわいらしい猫「プチュ」が主人公の物語です。
好奇心旺盛なプチュと雨の日におさんぽしているような楽しい気持ちになります。
絵本の中で『ぴっちゃんぽっちゃん』という単語が何度も繰り返されるので子どもと一緒に口ずさみながら読むことができる絵本です。
雨の日ならではのお友達がたくさんでてくるので次はどんなお友達がでてくるのかワクワクしながらページをめくってみてください。
コラム:一切文字がない絵本!?絵本と聞くとさまざまなイラストとそこに添えられる文字を思い浮かべるかたが多いのではないでしょうか。
ですが、今回紹介する『雨/あめ』という絵本には文字はひとつもありません。
とても丁寧でキレイな絵だけで物語が進んでいきます。
お子さんと一緒に自分たちだけのオリジナルストーリー作ってみても楽しいと思います。
読む時読む時で違うストーリーになるのも醍醐味の一つです。
2 梅雨に読みたい!気分が上がる絵本5選 -4-6歳向け-
今からは4~6歳向けの少し文字数が多かったり内容がむずかしくなっている少しお兄さん・お姉さん向けの絵本をご紹介します。 1~3歳のお子さんでももちろん楽しめますが、少し大きくなってから読むとより内容を楽しめたり考える力がつくような絵本となっておりますので是非参考にしてみてください。
2-1 ながぐつくんとあまがさちゃん
作: 中川 ひろたか 絵: 高橋 和枝 全24ページ
こちらの絵本は6月がお誕生日のお子さんに特におすすめしたい絵本です。
6月の誕生石や・誕生花・行事など6月がお誕生日の方にうれしい情報も知れますので大人も子どもも楽しめる絵本です。 6月ってなんだか雨ばかりでお休みも少ないし良いことがないなあと思っているかもしれませんがこの絵本を読むと「6月もすてき!」と思えることでしょう。
ながぐつくんとあまがさちゃん (おたんじょう月おめでとう 6月) (おたんじょう月おめでとう 6月生まれ)
こちらの本の状態は、 非常に良い 状態となっております。 中古本のため 微細なキズや汚れ、色あせ等の経年劣化、…
在庫切れ
2-2 オレ、カエルやめるや
文: デヴ・ペティ 絵: マイク・ボルト 全32ページ
こちらの絵本は、『オレ、カエルやめるや』シリーズの第一弾です。
タイトルの通りカエルくんはぬるぬるしてるし、虫ばっかりたべるカエルをやめたいようです。
あれになりたい!これになりたい!というカエルくんをお父さんはありのままでいいんだよと自然に伝えています。
訳し方が絶妙でカエル君とお父さんの掛け合いがどんどん癖になってきます。
この絵本を読んでいると最終的に自分は自分のままでいいんだなと自己肯定感があがるかも…?
2-3 おじさんのかさ
作・絵: 佐野 洋子 全31ページ
みなさんにも心の底から大切にしている物ありますよね。
こちらの絵本はお気に入りの傘を雨が降ってもさしたくないくらい大切にしているおじさんのお話です。
大切なものだからこそ使わず大切に保管しておきたいと思うこともあるでしょう。
ですが、物は使ってこそ物なのだとこの絵本を読むと気づくことができます。
おじさんにそのことを気づかせてくれたのは、雨の日に楽しそうに傘をさす子どもたちの姿でした。おじさんが初めてお気に入りの傘をさした時のわくわく感が読んでいてひしひしと伝わってきます。
雨の日がより楽しみになるような絵本なので雨が続く梅雨にぴったりです。
2-4 あめのひのえんそく
作・絵: 間瀬 なおかた 全24ページ
こちらの絵本は「間瀬なおかたのりものしかけ絵本」シリーズの絵本で最後におっ!と感動する仕掛けがあります。
雨の日にブドウ狩りに行くことになり、雨はやむのかな~、ブドウ狩りはできるのかな~と少しそわそわしながら読みましたがバスをどんどん走らせていくうちに雨もどんどん小雨になってきて…
バスから見える景色も丁寧に描かれているので一緒にバスに乗って遠足に向かっているようなワクワク感も味わうことができます。
この絵本は、乗り物が好きな子にもおすすめですし、雨ならではの嬉しい出来事も描かれているので最後までわくわく・ドキドキしながら読むことができます。
2-5 あめのひのピクニックくまのアーネスト
作・絵: ガブリエル・バンサン 訳: もり ひさし 全27ページ
こちらの絵本は、雨の日にこんな遊びかたもあるんだと思える絵本です。
セレスティーヌは楽しみにしていたピックニックがあいにくの雨で悲しそう。
そんな姿を見たクマのアーネストおじさんは雨の中でピックニックをしようと思い立ちます。
レインコートを着て傘をさしてお弁当や果物を持ってピクニックを楽しんでいるすがたにほっこりさせられます。
さすがに外でピクニックをするのは風邪をひいてしまうかもしれないのでお部屋の中でピクニックごっこをしながら読んでも面白いかもしれませんね。
コラム 絵本の可愛いラッピング方法
・透明の袋にいれてあえて表紙を見せて可愛いリボンをかける。表紙がかわいい絵本はこのラッピング方法で包むとかわいさが引き立つのでGOODです!
・可愛い包装紙で包みシールを貼る。
中身をぎりぎりまで分からないようにしたい方はこの方法で包むのがいいでしょう。
・箱に入れてラッピング
絵本を長時間持ち運んでから渡す人は絵本に傷や折れ跡がつかないのでサイズの合った箱に入れてリボンをかけると可愛く包めます。
梅雨に合わせた涼しげなカラーやカエルやカタツムリのシールを使うと季節感がでてより喜んでもらえるかもしれませんね☂
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の記事は梅雨の時期にピッタリな絵本を0-3歳向け5選、4-6歳向け5選の計10選ご紹介しました。
タイトルをまとめますと
・かみなりどんがやってきた
・どしゃぶり
・おさんぽおさんぽ
・あめ ぽぽぽ
・ぴっちゃんぽっちゃん
・ながぐつくんとあまがさちゃん
・オレ、カエルやめるや
・おじさんのかさ
・あめのひのえんそく
・くまのアーネスト あめのひのピクニック
梅雨にぴったりのお話のものや、梅雨ならではのキャラクターが登場するものなどさまざまな絵本があります。 楽しい絵本を読んで憂鬱な梅雨を乗り越えましょう!
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