「税金の滞納が数十万円」逮捕の男供述 容疑者の父「なぜ闇バイトをやったのか…」 横浜強盗殺人
神奈川県横浜市の民家で、住人の男性が殺害され現金が奪われた事件で、逮捕された実行役の男が「税金の滞納が数十万円あったので短期間で稼げるバイトを探した」などと供述していることが新たにわかりました。
警察によりますと、宝田真月容疑者は今月15日ごろ、仲間と共謀して横浜市青葉区の民家に押し入り、住人の後藤寛治さんに暴行を加えて殺害したうえ、現金約20万円を奪った疑いで20日、送検されました。
宝田容疑者は調べに対し、容疑を認めていますが、その後の取材で「税金の滞納が数十万円あったので短期間で稼げるバイトを探した」などと供述していることがわかりました。
宝田容疑者はSNSで「ホワイト案件」と書かれた闇バイトに応募し、指示役とつながったとみられ、警察が全容解明を進めています。
一方、宝田容疑者の父親が20日、取材に応じ、息子の逮捕について「まだ信じられない」などと話しました。
宝田容疑者の父親
「性格は比較的おとなしかった」
「正直、うちの子がやったの?と半信半疑ですかね」
「なぜ闇バイトを、どうしてやったのかとか知りたい」
「(Q:被害者の遺族について)…すみません、今はちょっと」
この事件をめぐっては、宝田容疑者のほかに2人の実行役がいるとみられ、警察が特定を急いでいます。