どこまで伸びる?赤岩善生の連続3連対
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【赤岩善生】
宮島で5日に開催したGI開設67周年記念に出場中の赤岩善生。2日目を終え、3、2、2着とオール3連対をキープ。7月の大村から目下5連続優出中、そのうち唐津、蒲郡、丸亀では3連続優勝を飾るなど、近況の好調度が光る。
連続優出もさることながら、赤岩は現在、47走連続3連対という記録を継続させている。一般戦のみながら44走連続3連対で宮島入りした赤岩は、GIでも記録を3つ更新。過去(97年以降)の連続3連対の記録は、
1位 中島孝平 62走
2位 倉谷和信 54走
3位 服部幸男 52走
4位 上野真之介 48走
5位 赤岩善生 47走
で、赤岩は5位。トップの中島とはまだ15走差だが、これは2007年と14年も前の記録。現行の低出力型エンジンでの記録では、4位の上野の記録が昨年8月30日~10月20日に作った48走が最長で、赤岩はあと1に迫っている。
5月からの現在勝率も7.82で、3連対率は驚異の84.0%をマーク。コース別の3連対率は
1コース 96.3%
2コース 86.2%
3コース 78.6%
4コース 75.0%
5・6コース 0%
5・6コースは0%だが、進入回数は各1回。ほとんど前付けで4コース以内に入っているということになる。
赤岩は1着率が33.0%あるが、回収率は47.9%と“儲からない”選手だが、裏を返せば2、3着で狙ってこれほど妙味のある選手はいない。果たしてレベルの高いGIでどこまで記録を伸ばすことができるか、注目したい。