横浜市青葉区の住宅で、住人の後藤寛治さん(75)が殺害され現金が奪われた事件で、神奈川県警は20日、強盗殺人容疑で逮捕した千葉県印西市の自称個人事業主、宝田真月容疑者(22)を送検した。運転役とみられ、指示役とは秘匿性の高い通信アプリで連絡を取っていたといい、経緯を調べる。
宝田容疑者は複数人と共謀して15日ごろに横浜市青葉区の住宅に侵入し、後藤さんに暴行を加えて殺害し、現金約20万円を奪った疑いで逮捕された。神奈川県警によると「実行犯は、自分を含め3人。運転して、現場近くまで行った」と話している。
首都圏で相次ぐ連続強盗事件を巡っては、千葉県市川市の女性連れ去り事件で逮捕された藤井柊容疑者(26)の指紋が横浜市の強盗殺人事件の現場から検出されている。