衆院選非公認方針に 埼玉14区三ツ林議員コメント

 埼玉14区選出の三ツ林裕巳議員は派閥の裏金事件を受けて衆議院選挙で自身を非公認とする党の方針について、「大変厳しい判断」とコメントしました。

 石破総理大臣は6日政治資金収支報告書に不記載があった議員の一部を公認しない方針を表明しました。

 裏金事件をめぐってはことし4月に三ツ林裕巳議員は、党役職停止1年の処分を受けていますが、国会の政治倫理審査会に出席しておらず、非公認になる運びです。

 党の方針を受けて三ツ林議員は「党から連絡はないが重く受け止めている」「真摯に誠実に説明を重ねてきた中で、大変厳しい判断をいただいたと理解している」とコメントしました。

 その上で「引き続き、党の埼玉13選挙区支部長として、我が国の未来と地元発展のために全力を尽くす」としています。

所沢市の住宅強盗 公開手配の男を新潟で確保か

 所沢市の住宅に4人組の男が押し入り、現金を奪った強盗事件で、警察は、現場から逃走し強盗致傷などの疑いで公開手配していた人物とみられる男を新潟県内で確保しました。

 容疑者本人と確認でき次第、逮捕する方針です。

 捜査関係者によりますと、男は、住所・職業不詳の森田梨公哉容疑者(24)とみられていて、所沢市の住宅に押し入り、この家に住む85歳の男性を刃物で切り付けるなどし、現金およそ8万円を奪った強盗致傷の疑いが持たれています。

 所沢市の住宅への強盗事件で県警は、これまでに事件の実行役として3人の男を逮捕し、森田容疑者を、10月3日に公開手配して行方を追っていました。

 森田容疑者は、所沢市の強盗以外にも国分寺市で発生した強盗事件で使われた車を運転したとみられていて、警察は、容疑者本人と確認でき次第、逮捕する方針です。

自民党県連 派閥裏金事件で処分の4人を公認申請

 10月15日に公示される衆議院選挙を巡り、自民党県連は派閥の裏金事件で処分を受けた県連所属の現職4人について、7日までに、党本部に公認申請したことが分かりました。

 派閥の裏金事件を巡っては、埼玉14区選出の三ツ林裕巳議員は党の役職停止1年の処分を受けています。

 また、埼玉6区から立候補し、比例北関東ブロックで選出された、中根一幸議員は党の役職停止6か月の処分を受けてました。

 さらに、自民党県連の会長で、埼玉8区選出の柴山昌彦議員と埼玉9区選出の大塚拓議員がそれぞれ戒告処分となっています。

 4人について、自民党県連は7日までに公認を党本部に申請しました。

 テレ玉の取材に対して、自民党県連の小谷野五雄幹事長は「公認か非公認かは党本部が決めること。解散前には決まるのではないか」と述べました。

自民党県議団「こども・若者基本条例案」提出

 県議会最大会派の自民党県議団は、子どもが健やかに育つよう、子育て施策を推進する条例案を、7日、9月定例県議会に提出しました。

 条例案は、子育てに関する施策を計画的に推進することなどを目的としています。

 子どもの権利が保障されることや、子育てを社会全体で支えることを基本理念として定めています。

 また、子育て支援の推進を巡って、県は国の「子ども基本法」に基づいて、「子ども計画」を策定する必要があります。

 条例案では、計画の策定にあたって、子どもや若者など、多様な人の意見を聞いて、反映することも盛り込んでいます。

 このほか、性に関する悩みができたときに、アドバイスが受けられる体制を整備することも含まれています。

 条例案を提出した理由について、自民党県議団の藤井健志議員は「子育てに関する施策のさらなる充実強化に向け、基本的な方向性を明らかにし、社会全体で子育てを支える重要性を強く呼びかける必要がある」と説明しました。

 条例案は10月16日に採決が行われ、可決されれば18日に施行されます。

「仮面ライダー×自然のチカラ展」8日から

 仮面ライダーや、モチーフになっている昆虫や動物などの特徴が学べる企画展が、川口市のSKIPシティで8日から開かれます。

 1971年の放送開始以来、世代を超えて子どもたちを魅了し続けるみんなのヒーロー「仮面ライダー」。

 企画展では、初代ライダーが改造手術で新1号や、2007年に放送されていたカブトなど、新旧14体の歴代ライダーが勢ぞろいしています。

 また、ライダーのモチーフになった昆虫、動物、恐竜、植物などの特徴を知ることができるパネルも展示されています。

 仮面ライダーV3のモデルはトンボです。

 会場には、実際の150倍の大きさをしたオニヤンマの頭部の模型が設置されています。

 また、ライダージャンプに挑戦できるスペースも設けられています。

 一方、恐竜ゾーンでは、肉食恐竜「カルカロドントサウルス」の歯の化石や、ティラノサウルスの祖先といわれる恐竜の模型が紹介されています。

 このほか、仮面ライダーの変身アイテムや武器、イカやクモなどをモチーフにした怪人たちも、楽しむことができます。

 「仮面ライダー自然のチカラ展」は、川口市にあるSKIPシティの映像ミュージアムで、12月15日まで開かれています。

朝霞市 障害者が芸術作品の制作体験

 障害のある人が芸術作品を制作する体験教室が、朝霞市の丸沼芸術の森で開かれました。

 体験教室は去年から企画されていて、7日は市内の30人が「陶芸」と「美術」の2つのコースに分かれて、作品作りに挑戦しました。

 「美術」のコースでは、参加者が広告などの紙をちぎって、自画像や動物、キャラクターを表現しました。

 また、「陶芸」のコースでは、空き缶を使って、好みの模様をつけたマグカップを制作していました。

 作品は、11月22日と23日に丸沼芸術の森で展示されるということです。

代表者交代の県内企業 平均年齢18.7歳若返り50代に

 去年からことしにかけて、社長などの代表者が交代した県内の企業は、代表者の平均年齢が18歳以上若返り、50代となったことが、東京商工リサーチ埼玉支店の調査で分かりました。

 調査によりますと、去年8月からことし7月にかけて、代表者が交代した県内の企業は2374社でした。

 これは、東京商工リサーチのデータベースに登録された企業全体の3.6パーセントにあたります。

 このうち、新旧の代表者の生年月日が分かっているのは517社で、交代したことで、平均年齢は72.2歳から53.5歳となり、18.7歳若返りました。

 産業別で最も多かったのは、飲食や宿泊などを含むサービス業で全体の29.0パーセント、次いで建設業が23.0パーセントでした。