大野和三郎県議を詐欺罪で在宅起訴
びわ湖放送
政務活動費約580万円の返還を免れようとしたとして、大野和三郎県議会議員が詐欺の罪で、在宅起訴されました。 詐欺の罪で17日、在宅起訴されたのは滋賀県議会議員の大野和三郎被告(68)です。起訴状によりますと、大野被告は、 年度ごとに県から支給される政務活動費について、本来であれば、支出額を差し引き、使わなかった分は、返金しなければいけないところ、2017年からおととしにわたって、支出額を水増しした虚偽の収支報告書を提出し、あわせて約580万円の返還を免れ、利益を得たとされています。大津地検は、大野被告の認否を明らかにしていません。 大野被告の政務活動費については、おととし12月に、共産党の県議会議員団が、大津地検に告発をしていました。大野被告は、彦根市・犬上郡選挙区選出の県議会議員で、現在4期目。自民党の会派に所属していましたが、県の予算を巡り職員に圧力をかけた問題を受け、おととしから無所属となっていました。自民党県連によりますと、17日付で、党も離党したということです。
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