中国の小皇帝?

今、中国では、[一人っ子政策]世代で育った子供が、それぞれ親になる年齢になり、[子育てができない親]として、問題視されている。

 

 

小皇帝(しょうこうてい、、シャオ・ホァンディ)とは中華人民共和国の一人っ子政策以後生まれた子供たちのこと。 主に男児に用い、女児は小皇后(しょうこうごう、、シャオ・ホァンホウ)や小公主(しょうこうしゅ、、シャオ・ゴンジュー)とも呼ばれる(公主は皇帝の娘を表す中国語。 転じて、お嬢様やお姫様の意味)。 世代としては80後世代、また近年では単に80後、(簡体字: 80后) 八零後と呼ばれる。また、90後、00後などの用語も誕生してきており、小皇帝を80後世代と定義するのは難しくなってきている。
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大学へようこそ。あなたの両親は隣のテントにいます。


 

9月5日、中国・天津で新入生の子どもたちが新しい学校生活を始めるにあたり、天津大学でキャンプをする親たち。愛のテント」の流行は... (LAM YIK FEI / The New York Times)
 

中国・天津-この秋、大学生活1年目を迎える楊ゼユが天津大学にやってきたとき、必要なものはすべて揃っていた。。冬のコート、辞書、4足の靴、そして歯磨き粉。そして、寮から数百メートル離れた体育館の床に張られたコバルトブルーのテントの中で、彼は母親に呼び出され、インスタントラーメンを運んでもらい、石鹸を買ってもらい、新しい部屋の床を磨いてもらった。「母親がいると安心する」と、と18歳のヤン・ツェユは言う。彼は、700マイル(約1,100キロ)以上離れた中国中部の町からやってきた。「今まで郷里から離れたことがなかった」。


"愛のテント "現象は、中国の一人っ子政策のもと、親が子を甘やかしているの

ではないかという議論を巻き起こした。(Lam Yik Fei)ニューヨーク・タイムズ紙

 

ヤンさんの母親で農家のディン・ホンヤンさんは、今月、大学生活に慣れた子供たちを見守るためにテントでキャンプをした2022年度卒業生の1000人以上の保護者の1人だった。ひまわりの種の入った袋、トイレットペーパーを詰めたハローキティのリュック、蒸し餃子の値段(150ドル)、大学で最も有利な専攻(工学部が人気)、デートの適性(勉強中は避けた方がいい)など、さまざまな話題について勝手なアドバイスを受けて、親はやって来た。北京から南東に約2時間のところにある天津大学では、2012年から、貧しい家庭でも簡単に引っ越しの伝統に参加できるようにと、「愛のテント」を無料で提供している。

 

丁洪岩は、700マイル以上離れた小さな町の農民だ。 「母がいると安心するんだ」と、

18歳の息子、楊傑(ヤン・ツェユ)さんは言う。Credit: Lam Yik Fei ニューヨーク・タイムズ紙

 

農民である丁洪岩は、700マイル以上離れた町からやってきた。「彼女がここにいると安心する」と息子のヤン・ツェユ(18)は言う。
しかし、この現象は中国国内の複数の大学に広がっており、1979年の中国の一人っ子政策採用後に生まれた一人っ子世代を親が甘やかし、自立心を損なっているのではないかという議論が起きている。同政策は2016年から廃止された。

極度の貧困と1960~70年代の文化大革命の混乱に苦しんだ中国の古い世代は長くて大変な旅をしてテントで暮らす親たちを、苦難に慣れていない子供、つまり「小皇帝」と揶揄される子供を育てていると批判している。中国の好景気時代に育った若い中国人は、「自給自足が当たり前」と言う。「自分のことは自分でするようになる」とヤン氏は言う。「何も心配はしていません」。ネット上でも繰り広げられたテントをめぐる議論は、中国の変化の速さ、大学での経験やそのさまざまな儀式が比較的目新しいものであることを反映している。今日、中国の多くの若者は、家族で初めて大学に行く。政府は近年、何百もの大学を開設し、入学者数は急増し、昨年は2010年以来20%以上増加して3780万人に達した。

天津大学では、保護者たちが「子どもを遠距離に送るのは不安だし、大都市に宿泊施設は持てないから、テントに申し込んだ」と話していた。親たちの多くは、農村出身で、農民、教師、建設労働者として働いている。

 

 

中国最古の高等教育機関の一つ、天津大学には、17,000人以上の学部生が在籍。

Credit: Lam Yik Feiニューヨーク・タイムズ紙

 

17,000人以上の学部生が在籍する中国最古の大学の一つ、天津の湖と柳の木の真っただ中、多くの家族が途方に暮れた。渤海を臨む天津市は国際的な港町で、高層ビルだけでなく、1800年代後半から1900年代前半にこの街を支配した外国勢力が建てた教会や別荘が点在している

東部の江蘇省から来た幼稚園経営者のYang Lupingさんは、娘を誇りに思い、天津の大学を見てみたいという思いから、この旅に出たという。「娘は私の夢を実現してくれている」。農家で育った斉さんは、娘やクラスメートは前の世代より快適な暮らしをしているという。しかし、家から遠く離れて暮らすことで、より自立した人間に育ってほしいと願っているという。「彼らは温室育ちなんです。実生活を体験したことがない。いつも勉強している」。夕暮れになると、何百人もの親たちが毛布や枕を手に体育館に集まり、観客席の近くに陣取り、自分たちの縄張りを確保しようとした。近くのロッカールームで顔を洗ったり、歯を磨いたりする。体育館には中国各地の方言が響き渡り、多くの親たちは互いを理解するのに苦労していた。

 

Yang Luping(左)は娘のLu Yizhuoに、もうすぐ自分で洗濯できるように、と言い聞かせる。

「もうやり方を知ってるよ」と娘は言った。Credit: Lam Yik Fei ニューヨーク・タイムズ紙

 

寝る前に、朝食はどこがいいとか、寮の布団はどこで買えばいいとか、そんな話に花が咲く。大学入試の点数を比較し、高収入の業界に進むよう勧めるにはどうしたらよいかを話し合った。農村出身の英語教師、Yang Lupingは、娘に「大学生になったら、もうすぐ自分で洗濯ができるようになるんだよ」と念を押した。娘のLu Yizhuoは「もうやり方を知ってるよ」と口をつぐんだ。Yang さんは自称「虎のママ」で、娘が良い大学に入れるよう何年も努力してきた。娘が幼いころ、バービー人形を買い与え、勉学を励ませた。全寮制の学校に通わせ、毎週末、家に帰ると洗濯をさせた。

 


テントでキャンプをする2022年度卒業生の保護者1,000人以上。
Credit: Lam Yik Fei ニューヨーク・タイムズ紙

 

Ms. Yangさんは、娘のことを「天から授かった贈り物」と呼んでいる。娘が家族から支えられていることを実感しながら新学期を迎えることが大切だという。「私は娘の隣にいて、彼女が安全で幸せであることを確認したいのです」と楊さんは言う。「来世でもまた母娘でいられるようにといつも言っています」。多くの親にとって、入居時に最前列に座ったことは、いくつかの規則を決める機会となった。

 

農家のDingさんは、息子のYangさんが高層ビルが立ち並ぶ都会でうまくやっていけるかどうか心配だったという。子供のころはよく熱を出した。携帯電話でゲームをしたり、SF小説を読みふけったりと、携帯電話中毒のような状態だったそうだ。故郷の湖北省から天津のテントまで、列車とバスで36時間以上かけて移動した丁さんは、こうアドバイスした。テレビゲームはダメ。ダラダラした友達はダメ。そして恋愛もダメびっくりびっくり 黒い太いフレームに「RESURRECTION」と書かれた鮮やかな黄色のTシャツを着て、うっすらと口ひげを蓄えたMr. Yangさんは、半信半疑の様子。「そんなの必要ない」と彼は言い、二人は意見の相違を認めた。そして勉強の邪魔にならない程度に、電話やWeChat(メッセージングアプリ)で定期的に連絡を取り合うことを約束した。
Credit: Lam Yik Fei ニューヨーク・タイムズ紙

 

[日本の]甘やかし甘えさせるの違い


 

以前、[子供を甘やかす]と[子供を甘えさせる]の違いについて、説明を受けた。うまく表現はできるかどうかわからないが、頑張って説明してみるね。

 

今、社会問題となる[甘やかし]は、英語では、[ダメにする]という意味が含まれている。

A SPOILED CHILD=甘やかされた子供。このSPOILEDには、台無し、手に負えない、という意味がある。

つまり、日本語でいう、駄々っ子ですね。

 

親が、買い物先で、子供を静かにさせるために、お菓子を買い与える。子供は、自分が騒げば、否応なしに、お母さんは[何でも買ってくれる]と、親の態度が変わるのを利用し始める。これが甘やかされた子供です。我慢をすることを学びません。

つまり、甘やかし、というのは、親が自分のためにしている行為なのです。

 

そして、子供を甘えさせるというのは、子供が不安に感じたり、寂しく思うとき、[大丈夫だよ][不安なんだね]と、子供の感情を受け止める。

 

例えば、お母さんに赤ちゃんができると、2歳くらいの子供は自分は捨てられるのではないか、と不安に感じ始め、[赤ちゃん返り]し始めます。今では、[赤ちゃん返り]は知れ渡っており、不思議に思うお母さんは少ないかと思います。でも、私の母の時代のお母さんたちは、この[赤ちゃん返り]は理解できなかったし、対応法も知らなかったと思います。

 

[甘えさせる]というのは、子供の気持ちを受け止めるために、親が子供のためにする行為なんですね。

なので、[甘やかし]は親が主体と言われ、[甘えさせる]は子供が主体と言われます。

 

親が主体、ということは、親が良い感情を受け取るために、していることです。ですから子供のため、と言ってはいますが、苦しむのは、やはり子供なんです。子供が、悪いことをしたら、ちゃんと叱る、そうでなければ、子供は社会のルールを守れません。大人になって困るのは子供なのです。ですから、この親が主体の[甘やかし]が社会問題になる日本には、この二つの[甘え]があるのです。それは日本だけです。日本以外の国で、[甘え]と言えば、つまりA SPOILED CHILDなのですね。ネガティブな意味を持ちます。

 

子供の気持ちに寄り添うか、そうでないか?


 

子供が出来ることなら、子供にさせるのが親の愛か?と思いますね。子供の人生を乗っ取って、親が[子がすべきこと]全てをしてしまうと、親が子供の人生を生きていることになる。18歳を過ぎれば、親は子供の人生に対し、聞かれもしないアドバイスはせずに(笑)只、見守る側に立てば良いですし。子育てには[正解、不正解がない]と言われます。やはり、[人間を育てる]という意味で、[子育て]は、最も難しい作業だと思います。

 

間違ったことをしていれば、問題が起きます。ので、先回りして心配しなくても大丈夫。その時々、軌道修正をすればいい。子供と言ってもそれぞれ、個性もあり、一人一人、違うと思うんですね。だから他人が良かれと思ってする[頼んでもいない]アドバイスは、良い意味で受け流す?子育てが[テクニック]に変わりつつある今、情報が満載しすぎで、頭でっかち!?になりがちな世の中です。

 

自分の子供を日頃見ていれば、親は必ず、子供が発する[シグナル]に気付くものです。他人の家のルールが自分の家で通用するとは限らない。それぞれの家庭で[この家のルール]を決めればいい。

 

批判はいつの時代にも繰り返された


 

今、中国で、一人っ子で育った子ども自身が親になる、古い世代から見たら、[とんでもない親たち?]と思うでしょう。でも、皆が皆、無責任は親とは限らないですよね上の世代からの、若い世代の親達に対する批判は、中国だけではないですし、どの時代が来ても、繰り返されると思います。 時代が変われば、子育ても変わりますし、昔の大家族のように、お祖母ちゃん、お爺ちゃんが[当たり前のように]孫の世話をするのは、今では珍しい。まだまだお祖母ちゃん、お爺ちゃんも若いですし、仕事を持ってる方も多いですしね。ニコニコニヤリ

 

問題児は秩序[父性]のない家庭から


 

ここでの父性は、父親という意味ではありません。

 

「子供を何度も叱っても、言うことを聞かない!」とよく聞きませんか?聞いてて違和感、感じません?(笑)

 

言うだけで、子供が聞き分けるなら、大泣き子育て]いらんくない⁉(笑)

 

子供は自分の親の行動を見て、採点してます。(笑)

言ったことを自分[親自身]が守れているか、否か?

[約束守れ!]という親自身が、約束を守れているか、否か?

 

子供って、賢いですからね、言ってるだけ!?の親、と

きちんとそれを守っている親との違いが分かる。

なので、まずは親自身、子供に何か言う前に、[自分はそれが出来ているか、どうか?]考えれば、

自分が出来もしないことを子供に強要できませんよね?

 

尊敬できない人の言うことは誰も聞きたくないし、従いたくない。これは大人も子供も同じ。

 

 

最後に


 

どんなに良いと思う!?テクニックを使っても、最終的には、やはり、子供と親の関係だと思うんです。やはり良い関係が築けていれば、反抗期の子供でも、親の言うことが[真っ当だ]と思えば理解する。めっちゃ嫌な顔されますけど、ね(笑)

 

やはり、親子というより、人と人との関係なんだな、と思い知ります。なので、テクニックは通用しません。子供が成長すればするほど、賢くなりますから、親がどんな手法で子を操ろうか見透かされます。続ければ続けるほど、子供の心は離れてゆく。

 

これはやはり、義理の親、お姑さんとの関係にも言えると思います。子供はいずれ親を離れ、自分の家庭を持つ。親が子供に、縋って自立を阻止しようとすれば、誰が一番傷つくのか?このことに気付けば、おのずと自分のやるべきことが見えてくると思います。

 

誰しも、自分一人では生きてゆけない、他人と共に生きるということは、生かされている自分に気付き、周りに感謝することで、恩返しをしてゆくことかな、と思います。親への恩返し、親からもらった愛情を世話を、自分の子供に返してゆく。そう感じます。

 

 

今日も感謝、ありがとう。

 

 

 

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