今、中国では、[一人っ子政策]世代で育った子供が、それぞれ親になる年齢になり、[子育てができない親]として、問題視されている。
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9月5日、中国・天津で新入生の子どもたちが新しい学校生活を始めるにあたり、天津大学でキャンプをする親たち。愛のテント」の流行は... (LAM YIK FEI / The New York Times)
"愛のテント "現象は、中国の一人っ子政策のもと、親が子を甘やかしているの
ではないかという議論を巻き起こした。(Lam Yik Fei)ニューヨーク・タイムズ紙
丁洪岩は、700マイル以上離れた小さな町の農民だ。 「母がいると安心するんだ」と、
18歳の息子、楊傑(ヤン・ツェユ)さんは言う。Credit: Lam Yik Fei ニューヨーク・タイムズ紙
中国最古の高等教育機関の一つ、天津大学には、17,000人以上の学部生が在籍。
Credit: Lam Yik Feiニューヨーク・タイムズ紙
Yang Luping(左)は娘のLu Yizhuoに、もうすぐ自分で洗濯できるように、と言い聞かせる。
「もうやり方を知ってるよ」と娘は言った。Credit: Lam Yik Fei ニューヨーク・タイムズ紙
テントでキャンプをする2022年度卒業生の保護者1,000人以上。
Credit: Lam Yik Fei ニューヨーク・タイムズ紙
以前、[子供を甘やかす]と[子供を甘えさせる]の違いについて、説明を受けた。うまく表現はできるかどうかわからないが、頑張って説明してみるね。
今、社会問題となる[甘やかし]は、英語では、[ダメにする]という意味が含まれている。
A SPOILED CHILD=甘やかされた子供。このSPOILEDには、台無し、手に負えない、という意味がある。
つまり、日本語でいう、駄々っ子ですね。
親が、買い物先で、子供を静かにさせるために、お菓子を買い与える。子供は、自分が騒げば、否応なしに、お母さんは[何でも買ってくれる]と、親の態度が変わるのを利用し始める。これが甘やかされた子供です。我慢をすることを学びません。
つまり、甘やかし、というのは、親が自分のためにしている行為なのです。
そして、子供を甘えさせるというのは、子供が不安に感じたり、寂しく思うとき、[大丈夫だよ][不安なんだね]と、子供の感情を受け止める。
例えば、お母さんに赤ちゃんができると、2歳くらいの子供は自分は捨てられるのではないか、と不安に感じ始め、[赤ちゃん返り]し始めます。今では、[赤ちゃん返り]は知れ渡っており、不思議に思うお母さんは少ないかと思います。でも、私の母の時代のお母さんたちは、この[赤ちゃん返り]は理解できなかったし、対応法も知らなかったと思います。
[甘えさせる]というのは、子供の気持ちを受け止めるために、親が子供のためにする行為なんですね。
なので、[甘やかし]は親が主体と言われ、[甘えさせる]は子供が主体と言われます。
親が主体、ということは、親が良い感情を受け取るために、していることです。ですから子供のため、と言ってはいますが、苦しむのは、やはり子供なんです。子供が、悪いことをしたら、ちゃんと叱る、そうでなければ、子供は社会のルールを守れません。大人になって困るのは子供なのです。ですから、この親が主体の[甘やかし]が社会問題になる。日本には、この二つの[甘え]があるのです。それは日本だけです。日本以外の国で、[甘え]と言えば、つまりA SPOILED CHILDなのですね。ネガティブな意味を持ちます。
子供が出来ることなら、子供にさせるのが親の愛か?と思いますね。子供の人生を乗っ取って、親が[子がすべきこと]全てをしてしまうと、親が子供の人生を生きていることになる。18歳を過ぎれば、親は子供の人生に対し、聞かれもしないアドバイスはせずに(笑)只、見守る側に立てば良いですし。子育てには[正解、不正解がない]と言われます。やはり、[人間を育てる]という意味で、[子育て]は、最も難しい作業だと思います。
間違ったことをしていれば、問題が起きます。ので、先回りして心配しなくても大丈夫。その時々、軌道修正をすればいい。子供と言ってもそれぞれ、個性もあり、一人一人、違うと思うんですね。だから他人が良かれと思ってする[頼んでもいない]アドバイスは、良い意味で受け流す?子育てが[テクニック]に変わりつつある今、情報が満載しすぎで、頭でっかち!?になりがちな世の中です。
自分の子供を日頃見ていれば、親は必ず、子供が発する[シグナル]に気付くものです。他人の家のルールが自分の家で通用するとは限らない。それぞれの家庭で[この家のルール]を決めればいい。
今、中国で、一人っ子で育った子ども自身が親になる、古い世代から見たら、[とんでもない親たち?]と思うでしょう。でも、皆が皆、無責任は親とは限らないですよね。上の世代からの、若い世代の親達に対する批判は、中国だけではないですし、どの時代が来ても、繰り返されると思います。 時代が変われば、子育ても変わりますし、昔の大家族のように、お祖母ちゃん、お爺ちゃんが[当たり前のように]孫の世話をするのは、今では珍しい。まだまだお祖母ちゃん、お爺ちゃんも若いですし、仕事を持ってる方も多いですしね。
ここでの父性は、父親という意味ではありません。
「子供を何度も叱っても、言うことを聞かない!」とよく聞きませんか?聞いてて違和感、感じません?(笑)
言うだけで、子供が聞き分けるなら、[子育て]いらんくない⁉(笑)
子供は自分の親の行動を見て、採点してます。(笑)
言ったことを自分[親自身]が守れているか、否か?
[約束守れ!]という親自身が、約束を守れているか、否か?
子供って、賢いですからね、言ってるだけ!?の親、と
きちんとそれを守っている親との違いが分かる。
なので、まずは親自身、子供に何か言う前に、[自分はそれが出来ているか、どうか?]考えれば、
自分が出来もしないことを子供に強要できませんよね?
尊敬できない人の言うことは誰も聞きたくないし、従いたくない。これは大人も子供も同じ。
どんなに良いと思う!?テクニックを使っても、最終的には、やはり、子供と親の関係だと思うんです。やはり良い関係が築けていれば、反抗期の子供でも、親の言うことが[真っ当だ]と思えば理解する。めっちゃ嫌な顔されますけど、ね(笑)
やはり、親子というより、人と人との関係なんだな、と思い知ります。なので、テクニックは通用しません。子供が成長すればするほど、賢くなりますから、親がどんな手法で子を操ろうか見透かされます。続ければ続けるほど、子供の心は離れてゆく。
これはやはり、義理の親、お姑さんとの関係にも言えると思います。子供はいずれ親を離れ、自分の家庭を持つ。親が子供に、縋って自立を阻止しようとすれば、誰が一番傷つくのか?このことに気付けば、おのずと自分のやるべきことが見えてくると思います。
誰しも、自分一人では生きてゆけない、他人と共に生きるということは、生かされている自分に気付き、周りに感謝することで、恩返しをしてゆくことかな、と思います。親への恩返し、親からもらった愛情を世話を、自分の子供に返してゆく。そう感じます。
今日も感謝、ありがとう。