千葉 市川の事件で出頭の容疑者逮捕 ほかの事件への関与供述

17日、千葉県市川市の住宅が荒らされ住人の女性が連れ去られた事件で、警察は出頭してきた21歳の容疑者を住宅に押し入って車などを奪ったとして、強盗傷害などの疑いで18日夜、逮捕しました。
首都圏で相次ぐほかの事件への関与も供述しているということで、警察が詳しく調べています。

逮捕されたのは、いずれも自称で、横浜市旭区の内装工、高梨謙吾容疑者(21)で、警察によりますと、17日の未明、千葉県市川市の住宅に押し入り、この家に住む50歳の女性の顔を殴って脅したうえ、携帯電話や軽乗用車などを奪ったとして、強盗傷害などの疑いが持たれています。
容疑者は横浜市内の警察署に出頭し、市川市の事件への関与を認めたことなどから、警察は18日夜、逮捕しました。
調べに対し、首都圏で相次ぐ他の事件にも関わったことを認める供述をしているということです。
市川市の事件では3人組が住宅に押し入ったとみられ、事件のあと住人の女性の行方がわからなくなりました。
警察は女性を17日、埼玉県内の宿泊施設で保護し、監禁の疑いで、一緒にいた住所、職業不詳の藤井柊容疑者(26)を逮捕していて、捜査関係者によりますと、市川市の事件のほか横浜市青葉区の強盗殺人事件や千葉県船橋市の強盗傷害事件にも関わった疑いがあるということです。
警察は残る1人の行方を捜査するとともに、首都圏で相次ぐ闇バイトを実行役にした一連の事件との関連を詳しく調べています。

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