“韓国遠征”で大炎上
こうした日本の悪質なナンパ師は、国内にとどまらず、海外にまで飛び火している。
250人以上が所属しているとされるナンパ師グループ「スタナン一家」は9月、“韓国遠征”と題して、韓国でナンパ行為をしたことをSNS上で報告した。
グループの「副代表」を名乗る人物は、「これガチなんやけど今月、#スタナン一家。女攻略のために、、『韓国遠征』行ってきます。しかも今回参加者、“38”人www」と投稿。現地女性の性的な画像や音声を無断で投稿していた疑惑が浮上し、X上で大炎上した。
その後、グループの代表と副代表は、謝罪動画を配信し、「無期限で活動を自粛する」と報告。事態の沈静を図ったものの、韓国の主要日刊紙「韓国日報」などの現地メディアが騒動を相次いで詳細に報道するなど、国内外で批判が強まっている。
スタナン一家は普段、日本でどのような活動を行っているのか。内情を知る人物が語る。
「コミュニティには30万円の入会金が必要で、ナンパについての講習や自己啓発セミナーに参加したり、日々のナンパ活動をグループチャットで報告しあったりしています。多くのメンバーは20~30代の一般的な会社員のようです。彼らは主に出会い系アプリを通じて、女性たちを物色しています。グループ内では、出会った女性の性的な画像や、個人情報が無断で共有されています」
さらには、女性を欺くための手段にも余念がないという。
「女性を信用させて、だますためのノウハウを共有していて、元ホストなどが講師をしています。既婚なのに独身と言ったり、勤務先などの情報を偽ったりしているケースもあるようです。女性を妊娠させたまま音信不通になって逃げたり、多額の金を貢がせたり、ひどいやつばかりです。謝罪も形だけでしょう」