千葉 市川事件容疑者の指紋 船橋の強盗傷害事件でも見つかる

千葉 市川事件容疑者の指紋 船橋の強盗傷害事件でも見つかる

17日、千葉県市川市の住宅が荒らされ、住人の女性が連れ去られた事件で、女性を監禁した疑いで逮捕された26歳の容疑者の指紋が、今月隣接する船橋市で起きた強盗傷害事件の現場でも見つかっていたことが捜査関係者への取材でわかりました。
容疑者の指紋は横浜市の強盗殺人事件の現場でも見つかっていて、警察は実行役グループの特定などを進めています。

17日、千葉県市川市の住宅で窓ガラスが割られて現金などがなくなった事件では、警察は、3人組が押し入り当時、自宅に1人でいた50歳の女性に暴行を加え現金や車を奪った疑いがあるとみて捜査しています。
事件後、女性の行方がわからなくなり、警察は、17日夜、埼玉県川越市内の宿泊施設で保護するとともに一緒にいた住所、職業いずれも不詳の藤井柊容疑者(26)を監禁の疑いで逮捕しました。
捜査関係者によりますと、容疑者の指紋は市川市の事件の2日前に横浜市青葉区の住宅で起きた強盗殺人事件の現場で見つかった指紋と一致したということですが、さらに、今月9日に判明した船橋市の高齢の夫婦が暮らす住宅で起きた強盗傷害事件の現場でも見つかったことが新たにわかりました。
警察は藤井容疑者が少なくとも3つの事件に関わっているとみて捜査するとともに3つの事件ではいずれも複数人が住宅に押し入ったとみられることから、警察は実行役グループの特定を進め、首都圏で相次ぐ闇バイトを実行役にした一連の事件との関連についても調べています。

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