トクリュウ内のトラブルか 強盗予備の疑いで送検/埼玉県
ことし8月、さいたま市西区の住宅で強盗をしようとしたとして逮捕された男2人が、18日さいたま地検に身柄を送られました。 被害者を含めた3人は闇バイトに応募していて、警察はSNSなどでつながる「匿名・流動型犯罪グループ」=トクリュウ内のトラブルとみて捜査しています。 強盗予備の疑いで送検されたのは、住居不詳の会社員、熱田和樹容疑者33歳と、東京都大田区の建設作業員の18歳の男です。 警察によりますと、2人はことし8月、数人と共謀して鈍器のようなものを持ち、さいたま市西区指扇の34歳の男性の住宅に向かい、強盗をしようとした疑いが持たれています。 この数日前、被害者の男性は闇バイトに応募し、報酬を受け取りにさいたま市内の公園を訪れたところ、別の2人組に襲われる事件があり、警察は今月、2人を強盗致傷などの疑いで逮捕しました。 被害者の男性は、熱田容疑者と18歳の男といずれも面識がなく闇バイトに応募していました。 警察は「匿名・流動型犯罪グループ」内でトラブルがあったとみて、首都圏で相次いでいる強盗事件との関連も含め捜査しています。